『葬送のフリーレン 1巻』を買いました。
読みました。
最近始まった『葬送のフリーレン』良いですね。
— 藤麻無有彌 (@tohma6u3) 2020年6月1日
個人的に 物語のその後 という世界は好きなのですが、あまりにも時間が経ってその足跡を辿る というのが意外に面白く。フリーレンの淡々としながらも感情が表されてるのが良い。
しかしこれ、いつか弟子のフェルンも見送るんだろうな…。
ツイッターにはちょいちょい書いてるんですけど、私『サンデー』割と読んでまして。
全連載作品中の半分くらいは読んでるんですよ。
(比較対象難しいけど、結構読んでるほうです。)
で、
毎週サンデー読んでるなかで、6月にもツイートしてますけど、最近始まって、続けて読んでる『葬送のフリーレン』。
絵がそもそもキレイ っていうのは勿論なんですけど、『アフターファンタジー』というのが惹かれたポイントで。
以前からこのブログでも少し書いてますけど、私は 物語のその後 って世界が好きで。
客として、視聴者として、読者として、一つの作品の終わり ってのを見届けるワケじゃないですか。
紆余曲折して、強大な悪を倒すなりして。んで、ラスボスを倒して世界は平和になりましたとさ ってなるじゃないですか。…ここまでは視聴者として見る立場が一つ完了するじゃないですか。
でも、物語の世界の中ではキャラたちが生き続けてるじゃないですか。ラスボスを倒したあとの世界を暮らしてるじゃないですか。
だけど漫然とした平和がただ続くんじゃあなくて、それでもなにかしらの浮き沈みは続いてる中で、それでも平和が続いてるだろうことで、
その世界が見たい って思ってるんです。
バラモスを倒して、ゾーマを倒して、でも、しんりゅう がいるような?
世界自体は平和だけどうっすら目標めいたものがある。
こっちのレベルは一応のラスボスを余裕で倒したくらいだから道のりは楽に進みながらね。
そんな『その後』の話 ってのは私としては結構読みたかった作品なんですよ。
勇者一行が魔王を倒してから、50年後 っていうのは読み始めた当初、時間経ちすぎでは… と思ったんですけど、結果的にフリーレンの時間感覚が普通の人間と違うというズレこそが、どこか達観した佇まいに説得力を持たせてるような。
葬送のフリーレン 1巻 買いました。
— 藤麻無有彌 (@tohma6u3) 2020年8月18日
サンデーは毎週なにかしら読んでるのですが、少し前に新連載として始まって以降 欠かさず読んでます。
淡々としてるのがとても良いのです。 pic.twitter.com/oUMAmXlmnA
淡々としてるのが良いのです。
強い感情表現をしなくて、フリーレンと共に旅をするフェルンの2人とも感情の動きを僅かな機微で表して、その表情を受け止めて、捉えて、かつて勇者ヒンメルと旅をした街と関わっていく。
セリフの無いページがありながらも、それぞれの動きがあるコマが並んでいて、ドジしてたりトボけてたりポンコツな様子も窺い知れて、フリーレンが “ちゃんとしてない” 様子がとても好感が持てる。
時折 回想で、ヒンメルと旅してた頃のことがインサートされて、フリーレンがこの旅の中での動機に意味を見出したり、
読者の私的には見た目だけでなく中身までイケメンだったヒンメルのことも知ることが出来たり。
本日8/18、葬送のフリーレン第1巻発売になります!
— アベツカサ (@abetsukasa) 2020年8月18日
よろしくお願いします!
勇者の死後も生き続ける、エルフの魔法使い。1/18 pic.twitter.com/rWVQENyzTX
— アベツカサ (@abetsukasa) 2020年8月18日
単行本『葬送のフリーレン』1巻発売しました! よろしくお願いします!https://t.co/RIze3KWc3m
— アベツカサ (@abetsukasa) 2020年8月18日
作者さん(作画の)ツイッターやってたんだ
— 藤麻無有彌 (@tohma6u3) 2020年8月18日
原作の方が考えられた世界観や設定も良いですし、作画の方が描かれる繊細な表現も良いのです。
— 藤麻無有彌 (@tohma6u3) 2020年8月18日
サンデー本誌では最近カラーが続いて、表紙も飾ったくらいなので(新連載時はコナンが表紙なので本作は表紙ではなかった)、たぶんサンデーでの人気は高いでしょうけど もっと広がってほしいなーと思います。
作者さんが2話ぶん添付してるのは、新連載のときに一挙2話掲載だったからね。
— 藤麻無有彌 (@tohma6u3) 2020年8月18日
単行本では白黒になってるカラーページもそのままカラーなのはありがたい。
ツイッターで作画担当の作者さんが1話と2話を上げて下さってるので、ご興味のおあり方は是非ご一読頂ければと。
とても雰囲気が好きな作品です。