藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“凡庸な人。”

「私はおかしい。狂っている。」という常識的で凡庸な人。

「私は常識的で 間違ってない。」という おかしい人。

どっちもありますよね。

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(『うっせぇわ』からのキャプ)

 

前者はどちらかというと中二病感ありますけどね。

後者は普通にありふれてますし。

なのでどちらも『普通』というか。よくあることですね。



個人的には、「私は常識的で間違ってない」「何か間違ってる??」って正義の皮を被ってる人がこわいですけど、それも自分がその正義の沼にいつハマってるか分かりませんからね。
誰だって自分が正しい選択をしているんですもの。
「郷に入っては郷に従え」とは言いますけど、それが古い慣習に囚われていて、魔女狩りしてたり、その小さな『村』の中での正しさに依存していることもありますし。

自分の正しさを疑うとアイデンティティも崩れますし。


かといって、「私はおかしい」とか自分でわざわざ狂ってることを自明していったり、一般常識みたいなものに対していちいち反発したり逆のこと言ったりするのも『痛い』というか、わざわざ逆のことを、異端とされてることをやって目立ちたい みたいな心情もありますし。


両方ありますよ。



そういうのひっくるめて、凡庸 というか、まぁ、普通 ですよね。


「普通こうでしょ!?」
「普通だったらそうでしょ!?」

…って、『普通』ってことを圧強めに押し付けたりする人もいますけど、どこまでその『普通』が不確定で不安定なものの上に乗っかっていて、
使い勝手が難しいということを分かっている上で『普通』を使っているのか、そこに自覚はあるのか分かりませんけど。


ま、その「果たして分かってるの?」って問うてる私が『分かってる人』ということでもなく、私も同じく無自覚な部分がある時点で『凡庸』な人 であるとは思いますよ。