藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“「責任者を出せ」”

責任を取りたくない っていうのと、
責められたくない っていうのは別ですよね。

責任の所在を明らかにする というのと、
責任者を糾弾する というのは別ですよね。

責任を取ることは謝罪することでも罰を受けることでも無いよね。

や、
誰もが思ってることでしょうけど、「責任を取って辞任」ってそれ責任とってないやん。


事後の対応をとることであったり、補償の対応であったり、同じ失敗をしない為の策を講じることであって、サンドバッグになることでもないよね。
サンドバッグにしていいものでもないけどね。
被害に遭った立場の人がいたら、サンドバッグにしたい気持ちはあるでしょうけどね。


会社的なものであったら、部下のミスを引き取ることってカッコいいと思うんですけどね。そのミスも、どういったものかにもよるけど。
故意によるものなら当事者の処分みたいなものは致し方ないでしょうけど。

あり得る失敗なら、あらゆるトラブルシューティングが対応出来た方がカッコいいと思うんですけどね。



さておき、

一番偉い人に頭を下げさせたい人 っていますよね。
「責任者を出せ!」って。
なんか偉い人に頭を下げてもらうと嬉しいんでしょうね。
マウント取れるからですかね。優位に立った気になれて気分がいいからですかね。

なんで偉いと思われたいんでしょうかね。
偉くないから偉いと思われたいんですかね。
偉い人に頭を下げてもらうことでプライドが満たせるからですかね。
上の立場の人に頭を下げてもらえたら、ゴミクズミジンコキャリア底辺の私も いい気になれるかもしれませんね。
というか、いい気分になりますね。私も醜いものです。


頭を下げる上の人ってすごいですよね。
そうした方が結果的に自分の為になるもんね。
かといって、無闇矢鱈にへこへこするでもないけどね、毅然とすべきところは毅然とした態度で。

なんでも謝ればいいワケでもなく、責任の所在を明らかにすることが大事でしょうから。問題点の改善が大事でしょうから。
謝るべきところは謝って、問題ないところまで謝る必要は無いし。
過剰にへりくだる必要もないし。

悪いと思ってる人が全部悪いとも限りませんし。



って感じで、責任者カッコいいな って思ったりもしますけど、
植木等ばりに無責任になりたいとも思いますし、NHKの『SONGS』での大泉洋さんの肩書きの “責任者” ばりにテキトーな存在にも憧れるので、
無責任な責任者になりたいな と思います。(