19日の記事を削除した経緯と、相談者さんとのその後のやりとり。そして改めてのお詫びです。
— 幡野 広志 (@hatanohiroshi) 2020年10月26日
この記事は本日以降もずっと無料公開されます。https://t.co/9AI9jqgjRc
幡野さんと相談者の方の真摯なやりとりを読みました。幡野さんの誤解に基づく回答を、軽々しくリツイートしたじぶんも悪かったと思います。相談者のみきさん、ほんとうにごめんなさい。 https://t.co/fY3j3mI25e
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2020年10月26日
ネット上の話を嘘と言いたいの ってよくわかんないですよね。
つか、『ネット上の』と言っても、そこに書いてる人は現実の人なんですけど。
この件に関してのことじゃあなくても、ネット上にあふれてる記事や色んなツイートについて、「嘘だ」とか「嘘松」だとか
(つか、『嘘松』ってそもそもなんなん?? いや、使われるようになった経緯はなんとなく知ってるけど、なんでそれを使いたがるんだろう って意味で だけど。)
相談者の方の言葉にありますけど、何をどう受け取るかは受け手によるので、嘘だと思いたい人とか、嘘だと思ってしまう人、大袈裟だと思いたい人もいるんでしょうね。
言うてしまえば素人の人生相談だけど、
ワイドショーのコメンテーターだって芸能人とか分野の異なる文化人が専門でもないことを物知り顔で社会問題について発言してるし。
それを信じたい人もいるから番組が成り立ってるワケで。
だから心理学とか専門の知識がなくても、それまでの実績があれば専門家じゃなくても求める人がいるんだろうし。
だからそれは別に悪いことでもないし。
合う人だったらそれでいい。
幡野さんの人生相談 …に限らず、これまでの言葉で、いいな と思ったものはあるから、完全に否定するものじゃないし。
たしかに毒親に対してこれまでも辛辣な言葉があったり、特に母親に対して厳しい言葉があったから、なにかそこに感情を乗せてしまうものが過去にあったかもしれないし。
それはただの推測ですからね。
推測で「あなたにこんな過去があったからそれが起因となって激昂してしまう部分があるんですね」なんて言ったところで、
「はぁ!? なに知った気になってんの?? 勝手に決めつけんなよ!!」
とか言われかねませんし。
(近しい言葉を心の勉強してる人()から言われた経験から)
悩みを話す相手とか場所とか相性とか色々ありますもの。
いくら傷ついてきた過去があって優しくなれたとして、その傷に触れるような、その傷と関わるような近しい人からの話とかは、相談された方が『反応』してしまったりしまいがちだし。
当事者ではない人が勝手に重ねて『反応』して乗っかることもあるし。
傷を治すには患部に向き合って周囲を大きく切除する必要があるから痛みが伴うものよ。…というのもあれば、上塗りでごまかし続けることもあるし。
治すつもりだったのに余計に抉られて患部が剥き出しで痛みばかりが残るとかもありますし。
で、
今回のことで幡野さんに対して責め続けたりレッテルを貼り続けるのもまた違うし。
“炎上した人” に対して薪を入れ続けるようなことをするのも違うし。
“ 責 め 続 け た い ”というのもどんな理由があるかは知れませんし。
(ここで因果を求めることも不毛ですし。)
ま、
どれだけ訴えてもどうにもならないことはありますもの。
わかってほしいことが分かってもらえないこと なんてザラですよ。
これはネットで公開されてる人生相談だからなかなかしんどいけどね。
別に今回のことで私は幡野さんを下げるようなことは無いですし。
怒る患者さんについて。
— 幡野 広志 (@hatanohiroshi) 2020年10月19日
患者さんからするとツラさがあるという意見はぼくもわかるけど、ツラさやイライラを怒りにかえて家族や医療者にぶつけることは、家族や医療者からすると憂さ晴らしや八つ当たりになる。結局あまりいい結果にはならない。
https://t.co/FwsaDCeoLe
怒る人は私も苦手ですので。感情をぶつける人は苦手ですので。
こういうことに共感したりするのでね。
失敗から学ぶばかりです。
いつだってうまくいくばかりじゃあございませんもの。