藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“陰徳”

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自分の気持ちを無視して誰かの気持ちを優先することで、何か得するコトでもあるんですかね。「たまには損しよう」などとは聞くものですが、自分の気持ちの損もいずれ得ることに繋がるんでしょうか。

それとも、ただ損する という体験を 得て みようというコトでしょうか。

 

 

おおよその反応、展開を察して、相手に被害や迷惑が及ばないようにと予防線を何層にも張り巡らせるのです。その上で言葉を選ぶ。

 

 

本心だけで一切の配慮すらもなかったら、ただエグいし、ゲスいし、ドス黒いし、一切の責任も負うことは出来ませんよ。“私が” ではなく、そちら様を傷つけることは必至ですよ。

と思う。

勿論 “配慮” もピンキリで。グレーゾーンのグラデーションは異なるし。

本心を言ってみたとして傷付けるかどうかも そもそもやってないから分からない というのはあるけれど。

 

 

 

閑話休題。本来の意味での、タイトルに繋がりますが、

 

私は家族がみんな出掛けてて、出払ってるときに、私しか家にいない という状況になったときに、家の掃除をざーっとやります。

もともとの物は多いので捨てるというコトはしないけど、みんなが過ごすリビングが散らかってたら、視界がクリアになる程度(私基準で)には物をそれなりに片付けて、ゴハン食べるとこのテーブルの下が食べこぼしか何かあったりホコリが溜まってたりしたら、雑巾でざーっと拭いたり。

あとは廊下とか、階段の奥まったホコリが溜まってるトコを雑巾でざーっと。

たまにトイレ掃除とかも。

 

 

家に誰もいないときに、です。

誰かが帰ってきたら自己満してなくて途中でも すぐに撤収します。

 

 

誰もいないときにやるのは、誰かがいると、さも掃除をしてるこっちは善行してて普通に生活してる誰かを邪険にしかねないか とか考えてしまうのです。

 

あとは、私が片付け・掃除をすることで、家の人に「出来てない!」という無言の圧を与えてたらイヤだな とか。

 

 

(ま、あくまで 家族が共有する場所 だけしか掃除しないけどね。)

 

 

で、仮に掃除してる姿が見つかったとして、

「ありがとう」とか言われたくないのです。

照れ というのもあるのかもしれないけど、もう一つに『期待させたくない』って気持ちもあって、

『言われた「ありがとう」をまた提供できないかもしれませんよ』っていう。

勝手にプレッシャー感じてるのかなんなのか。

言われても素直に「ありがとう」を受け取れてないと思う。

 

 

物が片付いてるのは気付かれてるかもしれないけど、拭き掃除してるのは気付かれてるかは分からない。

こっそり整えておく。みたいな?

 

 

はたしてこれは『陰徳』なんでしょうかね?

 

 

まぁ私も、知らないところで誰かの施しを受けている(表現がおかしいか?)んだし。知らない誰かに支えられている というのは事実で。

わざわざこうしてひけらかして、いいことやってます なんて書いてるのが『陰徳』であるハズもない。か?

 

同じ意味で、夏に西日本豪雨があったときに、

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こう自腹で日赤に振り込んだことも、黙ってればいい話だったんでしょうけど、ツイッターに書いちゃいましたしね。

(で、このツイに対して、秋葉原のお世話になってるコスプレ店さんから いいね が付く ってゆー。ツイート見られてたw)

 

 

 

いいことする なんて自己満足なんだけど、で、それはそれとして「ありがとう」と言われたくないのに、自己顕示欲はあるとゆー このひねくれ具合よ。

 

どこかのサイトで『陰徳を積むことは自己肯定感に繋がる』って読んだけど、私としてはあやしい限りだw いいことして自己肯定感高めようとか浅ましい って思うほどだ。

 

そう、結局自己満足なんだよな。

何がいいことかも 本当は分からないんだし。

 

陰で自己満足かー。ふふ。そりゃ、ひけらかしたくなってしまうか。

じゃあ本当の意味で『陰徳』なんてものは 無い のかもな。