藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“[映画]『若おかみは小学生!』を見た。”

映画『若おかみは小学生!』を見ました。

今年6本目の映画。

 

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ツイッターで話題になってるのを見て。

始め私さー、ネタ的な意味で話題になってるのかと思ってたのよ。

そしたら実際に、内容自体がマジで絶賛だ っていう声を見かけて、且つ 映画をよく見る友人も見に行ったっていうことを知ったので見てみようかと。

 

 

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『泣く映画』って聞いてしまうと構えてしまうトコあったんですよ。結果的に涙腺にきましたがw

 

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本当に事前知識なしで見に行って。

前に違う映画見に行ったときに こういう映画が公開されるんだー っていうイメージ画像みたいなやつだけは見てたし、低年齢向けか おっきいお友達向けのニッチな作品なのかと思ってて(失礼)

そしたら、まぁ、ねぇ。

 

 

以下、ネタバレを含みつつ感想。

(いつもだけど映画の感想書くの下手やな)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭から主人公が人生ハードモードになるとは思わなかった。

(今 改めて劇場入口の画像見たらそのこと書いてあるんだけど全然私見てなかった。)

(ま、だからこそビックリしたんだけど。)

 

ツイッターでは小学生に女将業をやらせるのかと、学校もあんのに労基的にどうなんだー とか一部で言われてるみたいだけど、個人的にそこはクソどうでもよくて。

 

個人的に気になったのは、いきなりハードになって、そんなにメンタル落ち着いてないハズなのに あれよあれよとウリ坊から言われるままに仕事をすることになってしまった っていう内面の方がどうなんだろうなー って思ってた。

 

や、あの事故のシーンさ、実際にもあったじゃないですか現実で。(作中で描かれてる事故が私の思ってるそれと同じではないんだけど、私はそう感じた。)似たようなことが。その実際に似てると思った事故映像も動画で私は見てるから 同じように本編での映像も見てて 怖っわ って思ったしさ。

そんな簡単に環境変わって、さらに動けるのかな? って思って。

…勿論、事情だから環境が変わることは仕方ないと思うし。内面が回復してなくても、体動かしてた方がマシとか、誰かの役に立ってる実感を得られたほうが気持ちが和らぐなー という部分はあると思うけどね。

私はそう思った。

 

 

 

どうでもいいけどウリ坊の歯並び気になったw

おばあちゃんの若い頃かわいい。

 

1つ目のエピソードのあかねの拗ね具合は分かる。あかねの方が素直なくらい(

 

2つ目のエピソードのグローリーさん最高。大人なお姉さんで素敵。エロい。

私も引っ張ってってもらいたい(

 

で、車で出かけて高速走ってたときに、あぁもう絶対これフラッシュバックするよな って思ったし。おっこちゃんが実際にそう感じているシーンがあって。そら簡単に癒えるワケないわな って。

そういう気持ちの部分がちゃんと描かれてたの良かったです。

 

 

ショッピングモールはイオンですかね?

みよちゃんがコスプレしてたやつ、1回『デ・ジ・キャラット』っぽくなかったか。

 

 

 

3つ目のやつ。

お客さんとどういう繋がり っつーか、どう絡むのかな って思ってたんだけど、そうだと分かってからが涙腺きました。

 

それまでは幽霊マジうぜぇなとか、おっこちゃん無理して頑張ってないか? って。

そう思いながら見てた部分があったんだけど、

3つ目のやつのお客さんとのエピソードを経て、強制的にでもおばあちゃんとの旅館の繋がりを以って渦中に入れておくことが、結果として生じたお客さんとの、お客さんとしてだけでなく人との繋がりが生まれたことで、

マジうぜぇと感じてた幽霊のしてきたことも、“現在” に繋ぎとめることの必然だったのかな って思いました。

 

 

 

 

ところでクラスメイトでライバル(?)の “ピンふり” 。(キャスト見てもピンふりの名前もともとなんだったっけ…? って分からなかったくらい ピンふり って覚えてた。)

( “ピンふり” って名前聞いたとき麻雀のなにがしかかと思ったわw)

 

“ピンふり” すっごい頭良いし、いいキャラしてるね。努力家だ っていうコトではあったけど努力家で勉強して博識だからというワケだけではなく、多分地頭がいいと思う。

 

私ゃ映画見てて、 “ピンふり” のいる “秋好旅館” に泊まりたい って感じたw

短いけどエレベーターのシーンの眺めがすごい良かった。

 

 

 

あと作画クオリティも話題になってるけど、圧倒的ジブリ感。つよい。

“ピンふり” の読書してた部屋とかドラクエ11のあの図書館みたいな雰囲気と、『千と千尋~』の湯婆婆のいる部屋みたいな雰囲気の重厚感。

 

ほかにも京都みたいな街並みや俯瞰の画とかキレイかったし、あと3つ目のエピソードでは食事も大事なトコだったけど、メシが美味そうに見えた。

 

 

 

最後スタッフロール流れるところ、音楽担当のとこで、(ムーンライダーズ)鈴木慶一!!? って ビックリした。

 

良い映画でしたよ。子供向けではあるんだけど、大人が見ても全然おk。

 

 

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↑ 劇場に置いてあったガイドブック。中身はパンフレットの簡素なもの。

 

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↑ パンフレット買った。

 

監督が『茄子 アンダルシアの夏』の人だったり(だからそれも入口のやつに書いてあったのに見てないw)、脚本の吉田玲子さんは『聲の形』の人だったり。

製作がマッドハウスだから高クオリティなのも納得だし。(個人的にはBLACK LAGOONがすごかったな って思ってる記憶。)(マッドハウス ってのは映画が始まるときに分かったことだけど。)

 

っていうか原作が児童文学小説で10年やってた作品だ ってコトも私は知らなかったし、テレビアニメシリーズが映画が公開した時期まで別スタッフによって放送されていたことも全然知らなかったので、私が知らないだけですごい作品は色んなところに転がってるもんだなー って。

ちょっとテレビシリーズ見てみたい気持ちになった。

 

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