藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“感情抵抗戦”

先にその感情を出されると、その一瞬、私の感情が引っ込む。

 

反応として私が遅いからなのか、声が小さいからなのか、それとも事象に対してすぐ反応するのではなく一瞬我慢してしまうからなのか。

 

誰かがいるとすぐに声を上げられない。…ことが多い。

 

感情が引っ込む っていうか、感情として感じてはいるんだろうけど、それを表出、外に出すのに一瞬の躊躇いみたいなのがある。

 

体がぶつかったとき、足を踏まれたときにすぐに「痛い」って言えるか?

当てて来たのが自分の支配下の存在ならすぐ言える?

当てて来たのが強そうなやつならすぐ言える?

誰に対しても怯まず臆せず、「痛い」や「ツラい」を言える?

 

 

たとえばぶつかってきたのが、わかりやすく893的な、ヤンキー的な人なら言えなくても まぁ… みたいに思うところもあるのかもしれんけど、

私はたぶん…言い方はアレやけど 弱い人に対しても、自分を分かってくれそうな人に対しても、あまり「痛い」とか言えない感じで。

 

 

余談というか蛇足かもだけど、前にライブ行ったときの帰り、私の大荷物がほかのお客さんに不意にぶつかってしまってキレられたことがあったんだけど、こっちとしてはただ重い荷物を抱えてただけでぶつけるつもりなんてなかったのに勝手にキレられて、こわかったなー って感じたことがあります。

けどぶつけられた方はそりゃイラッとしたろうな とも思うけど、私が逆の立場ならぶつけられたことをすぐに「痛ってぇーな」と言えたか というと自信は無いです。

 

 

 

で、

 

 

楽しいことや面白いこと、興味深いことに対して反応するにしても、先に反応してる人が近くにいると、私は冷めてしまう。

バラエティー番組とか見てても、近くで、先に 且つ大きな声で笑い声を出してたりリアクション取ってたりすると、その時点で私は一歩引く。

 

 

テレビで何か分からないことがあっても先に疑問をこっちに聞いてくるなとw

ggrks!!

 

反応をこっちに求めるな!

 

 

とか思ったりするもので。

 

 

 

 

1人で部屋にいるときは勝手にテレビに向き合って笑ったりしてますよ。

ツボにはまれば。

 

 

 

反応に対しての反応を、私が気にし過ぎてしまってるだけなんだと思うんだけど。

とりあえずそんな感じ。

気にし過ぎなのか、私の処理速度が遅いのか。

処理してるにしたって どんな感情処理を、どんな回路を経てるのかと。

 

 

 

 

以前に佐藤弘道さんが、おかあさんといっしょで番組中のたいそうのコーナーで、

一緒に弘道おにいさんとたいそうする子、

はしっこのほうで同じ動きを小さくする子、

ただボーっと弘道おにいさんを眺めてる子、

全然無視して関係ないことやってる子、

あと 番組収録中は何も目立った動きはしてなくても、家に帰ってから自分のママに熱心に動きを見せたり、収録でのことを喋る子、

……っていう、色んな子がいるらしいと。

(何かの番組で言ってた気がするけどソースは忘れた。)

 

 

 

 

何を感じて、何に反応して、どう言動に移しているかはそれぞれ違う。

早さと、大きさと。

あと、誰がその場に居るか、と。

 

早い反応に私の声は消されてしまう。

大きな反応に消されてしまう。

あと、みんなで同じことをするときは上手にできないから恥ずかしくて小さくなってしまう。

 

 

 

『誰といてもどんな状況でも、私は私の感情を大事にしてその思いを外にちゃんと出せるのかな?』

そう問うたとき、私は自信がちょっと無いです。

「ツラいなら言ってよー」とか「しんどいときは無理しないで声を出してね」とか、そんな易々言えないときは、こんな澱が溜まってたりするものです。

かといって察して気ぃ回してくれ とかそういうコトを言いたいワケではなく(たぶん察してくれてるコト自体を察してしまうので逆効果なこともある)、

 

そういうとき、そういう場合がある、そういう人がいる という、ただそれだけです。