藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“【T.M.Revolution】 : 『CLOUD NINE』を聞いた。”

T.M.Revolution およそ6年ぶりのNEWアルバム、『CLOUD NINE』を聞きました。

まさに T.M.Revolution!というアルバムになっていると思います。
インタビューなどであったとおり、前作の『vertical infinity』から年数を経ている間に、abingdon boys school を始めたコトによって、バンドサウンドなど、おそらく西川ちゃん本人がやりたかったであろう別の表出方法は 発散されているんでしょうね。

vertical infinity』には、後半が西川ちゃんが編曲を担当したものがあったりしたけど、今回は全ての作詞・作曲/編曲が、いつもの井上・浅倉コンビで、安心のTMクオリティですね。(笑)

“Pearl in the shell”とかね、そのものですし。あとアルバム曲では“Wasteland Lost”が好きですね。メロディというか、リズムがちょっと変わった感じで。

Bタイプの方は、『vertical infinity』以降のシングルが全て網羅されて18曲というボリュームになっていて。
シングル曲の殆どがBASARAや、ガンダム関係なので、今回の井上さんの作詞も、いつもは恋愛ものがメインですけど、“生き様”とか、そういったものがTMテイストに表現されているような印象。
また インタビューによると“対(つい)”になっているよう意識されたとか。BASARAの初のタイアップ曲の“crosswise”と、最新のBASARAコラボの“SWORD SUMMIT”が並んでいるというコトとか。

収録曲の最後に、最新シングルの“Save The One, Save The All”と、アルバム中で一番昔の、“vestige-ヴェスティージ-”が並んでいたりとか。
Save The One, Save The All”ではPVで 「鎖」の演出があったりしますが、歌詞中でも、
『打ち続ける鼓動が 灼熱の鎖なら〜』とか、
一方で、“vestige-ヴェスティージ-”では、
『果てない翼と鎖は よく似て〜』とか。
この言葉だけに縛られた表現だけでは無いけれど、
人の繋がりや、誰かを護るコト …その中で生きていくこと を、どっちがいいでもなく別々の表現方法を用いられていて、この構成も アルバムとしてはたいへん面白いものかな と思いました。

AタイプはPVや、2010年のイナズマの映像。
蒼い霹靂”が意外に良かった! 
ライブに行ってない私としては、『UNDER:COVER』収録曲以外のTM曲がライブでどう変わっているかは知らないので、新鮮な感動でしたよ。

そして、浅倉さんーー!!
二桁年ぶりくらいなんですね。

けど、西川ちゃん堂本兄弟のレギュラーに5月から加わって、ブラザーズバンドにも変わらず浅倉さんがいるから、これは暫く共演が拝めるということなのかな。

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