藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“「大事にしてね」”

 

「きみはなんでも出来るから、
きみは若いから。
だから大丈夫だよ、どんな困難もなんなくやってのけるから。」

「大丈夫 どんな悩みも歳を重ねれば 大したことのないものになるから」




なんで?

悩んでるのは「今」なのに。
きみも歳を重ねたら大丈夫だよ とか無責任に。
そりゃ、ひとごとですから無責任でしょうが。

「若いから」って。
新品で買ったモノは大事に扱うのに、社会で新しいことに揉まれてる人は荒波に呑まれて傷付いて磨かれたらいい とか言ってるの?
同じこと、新品のスマホにしてみたら?
スマホなんでも出来るでしょ?傷だらけにしてみたら?
傷だらけになってしまったら雑に扱っても気にしなくなるよね?
人も。

言いがかりかしら。揚げ足取りかしら。


いつか壊れるのよ。

ダイソーで買ったから使い潰してまた買えばいい と思っていいものですか。人は。



大事にしてね。
最初から大事にしてね。
一部を無理させると、そこを庇うようにして別のところが痛む(傷む)ことも出てくるよ。


大事にしてね。
大事にしていこうね。

いつかは壊れるから、とはいえ、壊れることを前提にして付き合っていくのか。
いつかは壊れるかもしれないから、長く付き合っていく為に大事にしていくのか。



どうせあなたはいなくなる。また別の代わりの誰かと関わるだろうし。
誰も代わりがなかったとしても何も問題はなく、ただ誰もいないことに文句を言うだけ。


「大事にしてね」

大事にしたい人が大事にされますように。
大事にできますように。

おだいじにね。