藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“武田友紀 著 : 『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本』を読んだ。”

武田友紀 著 、『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本』を読みました。

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キッカケはこちらのロンブー淳さんのツイートから。

 そこから遡ってこちら、

 

www.joqr.co.jp

ラジオもアーカイブから聞きました。ゲスト部分で30分だけ著者の武田さんが喋ってるところを聞けました。


本を読んだ感想はだいたいツイッターに書いたので、それをそのまま添付しますけど。

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本書にあった通り…、まぁ、私がHSPかどうかはさておき、色々 “気付く” んです “気になる” んです。
テーブルの上のコップがカドにあった場合~ とかってのも本書にありましたけど、リスク管理なんですよ。起きるかもしれないであろうことを軽減する為にあらゆることが気になって、それを避ける為に費やしてるんです。


たとえば私は仕事でも、通路に物が溢れ過ぎてるときは、躓くかもしれない と思って、動線を確保したいと思って率先して片付けたりしていますし。


言うても個人差もあるみたいですからね。
五感の中でもどの刺激に強く反応してしまうか なんてのは異なるみたいですし。

もうね、読んでてわかりみが過ぎるんですよ。

人によって普段の言動や仕草から欲しい答えを推察してしまうのも分かるし。
(P. 49 あたり)
話ていても通じてる感じがしない / 噛み合わない みたいなとこもわかりみだし。(P.  134 あたり)

個人的に最近感じることでの「それな!」って思ったのは P.91 あたりの、
「相手の “わからない” という感覚が、わからない」という点で。
『自分が当たり前に持つ感覚が、相手には “無い” のではないか』っていうところで。

たぶんこれが、他人の『鈍感力』みたいなところなのかな… って勝手に予想してるんですけどね。

最近、なんでも『共感』が重視されてる傾向があるけど、そもそもその『共 “感” 』の感じるものが、感じることが、感じ方が、人によって異なるのではないか、そう思ってるので、共感こそが至上で、重要 …みたいなのは何か違うな って。


それに、ある一つの情報を受けて感じた「わかる~」っていうのは、一体なにを「わかった」のか という疑問もあるので。


少し前に『他人が邪魔』、『他人の感情が邪魔』っていうことも書いたんですけど、


私は私の感情でちゃんと感じてるものはあるんだから、あなたの感情を覆い被せてこないでね って。

感情をぶつけられるのがイヤ っていうのもそうだし、
話しかけられて『肯定を求めてるんだろうな』『共感を求めてるんだろうな』って察してしまうのもイヤで。

で、

小さなことでクヨクヨしてしまったり、「そんなことぁ気にすんなよ」ってことを気にしてしまう感情 / 感覚は私には “ある” んだから。
クヨクヨしてしまうことも、特別悲しく感じてしまうことも人によっては異なるんだから、

わかりあえないところがあるかもしれないところを わかってね?

と。
(あぁ、私、まだ誰かに分かって欲しがってるのかなぁ…)


で、

私は機嫌が悪い人が気になってしまうんですよ。
大きな声 / 物音を立てる人。
(たとえそれがデフォルトの、普通の言動だったとしても)
舌打ちをする人。
(たとえそれが、その人が口の中を鳴らすのがクセになってる人でも)
無視や、軽んじた応対をしてくる人。
(たとえそれが、ただ単にぶっきらぼうな人でも)
……そういう人を、私が一方的に『機嫌が悪いのかな…』とか感じてしまって、『私なにかしたっけ…?』って勝手に自分の中に原因を探してしまう / 自分責めをしてしまうんですよね。

どうしても、『人は脈絡なく勝手な都合や勘違いで怒ってくる人がいる』 っていう先入観が私には刻まれてしまったので、それを避けたい気持ちが出てきてしまう。
(別エントリに書きます。)



だからどうにかしなきゃ… って考えてしまうんだけど、本書では、
『機嫌の悪い人からは離れる』ってあったので。私がどうにかしようとしない、そもそも私が勝手に “機嫌が悪い人” と思ってしまってるけど、そうじゃないかもしれないし。
だからとにかく、自分の機嫌だけ大事に出来るよう、努力したいですね。こればっかりは。



で、
本書ではそんな『繊細さん』の …ま、なんていうか、感受性の高さみたいなものを大事にしていった方がいいですよ って書かれてて。

どうしても鈍感にはなれないから。
気にして、感じてしまうものがあることは特性だと、あるものは消せないんだ ってことで認めて、
本書にあったように、心地よいものを深くじんわりと感じていく時間を増やしていけたらいいな って思いましたね。



私は1人の時間が確実に必要な人なので。
その1人のときに、自分が心地よく浸れる世界に、自分を包んでいければいいな と。


(あわよくば、誰かが理解してくれたら、それを共有できたら とは思うのですが、それは期待せずに虚空へ向けておくことにします。)


私の感情は私のものなので。
悲しい気持ちも嬉しい気持ちも大事にしていけたら。

 

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

  • 作者:武田友紀
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2018/07/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)