藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“【乙武 洋匡】 : 『オトことば。』読了。”

乙武洋匡 著、『オトことば。』を読みました。

twitterでの乙武さんのやりとりをまとめられたもの。
構成としてはページに大きく字を表示してあり、主に右ページに質問があって “めくり”でそれに対してのレスが書かれています。

私は乙武さんのtwitterをまともに見てないんですが、本書のやりとりを見ただけでも十分面白かったですよ。

ノムさんの言葉を引用して、『“暗い”とか感情の出し方が苦手なだけです』とかいう主旨の発言がありましたけど。むしろなんで乙武さんそんな前向きに行動しておられるんでしょうね。

twitter上でも、突っかかったリプライとかにもちゃんと応じてたりするそうで、無視すればいいのにね。

全ての回答…考え方が、すごく主体的で、価値観をなにかに依存してないんですよねぇ。
五体不満足』だからこそ、この自分であるからこそ 色々な経験を出来るという幸福。…なんていう考えにどうして至れるのか不思議というか。



価値観は自分で持って、その生き方が出来ればいいのに、『〜べき』『〜しなければ』というようなものに振り回されてしまう。大きな声(力)を持つ人がいたらその人の制する空気に呑まれてしまう。弱い人なんて特に。
この弱さすらも個性として主体的に流されながら(本音は流されたり、他人の価値観のレールで染められて生きるなんてイヤなのに、従わざるを得ない“空気”の圧力を受けて)生きていく?

『生きる意味はなんですか?』に、その答えとして『自分の人生を人に尋ねるの?』というのはもっともな話。
(早稲田志望の人に厳しい目のアドバイスして結果的に受かった ってのはあったけどさ。)
けどそれが分からなかったり、ルールに無意識に従ってしまってたりで、迷ってる人の多いこと。
(例に漏れず 私もなー)
主体的に ポジティブに心を整えておられる作法でもあれば知りたいものです。


一方で、震災後のツイートに関して、不謹慎厨に応じてみせたレスは見事というか。w
それもまさに『〜すべき』みたいな空気に一石を投じたものでしょうかね。


まぁ、なんというか、なんでそこまで物事を主体的に且つ ポジティブにアクティブに考えて行動されておられるかが不思議というか疑問というか。
乙武さんの持つ空気に触れてみたいですよ。えぇ。


それはさておき、エロいことについてもちゃんと有り。
『乳を揉む手が無い』とか言って、触覚とそれ以外の五感を鋭敏に機能させ働かせてるんでしょ☆
(たとえば頭部…顔面を…ゲフンゲフン



オトことば。オトことば。
(2011/11/11)
乙武 洋匡

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