『ネクログ(2) (アフタヌーンKC) (2巻)』を読みました。
菅にそそのかされたり、胡とともにとうとう冥界入りしたりして、どんどん自然とスキルが上がっていく宋…。また新たに女性の道士・蘇とも出会い…。
冥界に入ったことによって、人の体と人の命の因果関係や、胡の役目も(あと、勝手にやってる素行も)わかってきました。
しかしまぁ、黎はなんでそう“生”に執着するのかね。そこまでして長生したいものなのかね。
帯が『屍体につき、ためらいなし。』と表記してありますが、別に屍体じゃなくてもためらい無く やりたい放題してますよね。
黎みたく主人公サイドと相対するものに限らず、黎を案内していた一般人であろう人を、胡が操る白杏が、
流れで、
みたいな感じで おみまいしてしまったりなど、粗相が過ぎますね。別に好きですけどね。w
人は物のように使い、入れ物が合わなかったらまた再考し、使い捨てとリサイクルの繰り返し。まぁ、冥界もさして現世と変わらぬ世界のようですし、業の深い世界の中で如何に“自由”出来るか、ってことなんでしょうかねぇ。
そしてなにより2巻は菅のツンデレが発覚。
大人の女性になって宋を誘惑してるところや、巻末のイラストは萌えないけど、あれこれ胡のいるところに首突っ込んだりなど、一途なのか。それとも かまってちゃんなのか。(笑)
ネクログ(2) (アフタヌーンKC) 著者:熊倉 隆敏 |