『ネクログ(1) (アフタヌーンKC) (1巻)』を読みました。
『もっけ』の 熊倉隆敏の最新作!
…というワケなんですが、折り返し作者コメントにもある通り、
「毛色変わったとか、結局同じことしてるとか」 …まぁ、そう思いました。(笑)
裏表紙にある あらすじは こうで、
“物書きの青年・宋(ソン)は、キョンシーと化した幼馴染み、薛姐(シユエねえちゃん)を蘇らせるべく、道士・胡(フー)に弟子入りすることに――。”
とな。
本格中華アクションファンタジーで、『あやしげなもの』が出てくるのは『もっけ』と変わらず、しかし、時に粗雑で激しい。(時にというか、大体な…。w)
しかし、キャラクターが実に純で。特に宋はもう、そのまま、薛姐のためだけにあって、なんだかよくわからない悪漢に対しても怯まずに向かったり、胡道士も、普段、宋をからかったりなどして、本当に反魂について宋に教えるんかい的な態度を常に取ってはいるけど、5話あたりでの言動を見るや、宋に無理な結果にさせすぎないよう配慮しているなど(それは3話を経ているからかもしれませんが。)、決してオニな感情では無いな、なんて思ったり。
まだ1巻で、薛姐が死んでしまったいきさつは分かれど、そこからキョンシーになった経緯はまだ不明であったり、胡道士の首のものに関してもまだまだ。 これからですね。
ネクログ(1) (アフタヌーンKC) 著者:熊倉 隆敏 |