藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『FILE147:「女と男“仁義なき戦い”」』を見た。”

2011年6月9日O.A. (2011.06.13.夜中 再放送)

FILE147:「女と男“仁義なき戦い”」 を見ました。

先ずは以下、HPから内容のコピペ。↓



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田中:先生は「女性はいろいろ変わってきた」と。で「それに男性の変化が追い付いていない」っていうことを、多分ずっと言われていますよね。そのとき、じゃあ男性はどう変わればいいのかっていうのが、ちょっと今一つ分からないんだけど。
上野:人間関係って、別に男女に限らず、お互いにサインを出し合って、GOサインかNOサインかっていうことを交渉しながら作るものですよね。あなただってギャグのポイントとか、笑いのツボとかを変えてきているわけですよね、実際に。

太田:「あ、ちょっと引いたな」っていうのはありますよ。「どこまで出来るかな」っていうのは常に測っていますよ。でも基本は変わらないんです。
上野:その変わり方が私、大事だと思うんです。「人間が生きていくことの基本は変わらない」って言えば、もちろんあなたが言う通りだけれども、世の中が変わるっていうのはね、ちょっと変わるっていうことなんです。根本的に変わるっていうことではないんです。ちょっと変わることが大事なんですよ。実際にそうやって傷ついたという人たちが世の中を変えてきたんです。 太田:まあそういう意味では男は変わり映えしないっていうのは確かにそうかもしれない。今でも女からしてみれば、くだらない権威や何か、そういうものにあこがれて、「こうすれば女にモテるんじゃないか」って勘違いしてるっていうのは、男はたぶん変わってないんだと思うよ、先生が言う通り。だけど、もう1つ言うと、男は変わってないけど、「やっぱり女にはかなわないな」って思ってるところは、昔からずっとあったと思うのね。

上野:まともだと思いますよ。でもそう思ったらね、かなわないなと思ったら、それは太田さんはちゃんとかなわないなと思って、女性を尊重しているかもしれないけれどもね。
太田:そういう文化がいっぱいありますよ、日本には。
上野:かなわないなと思いながら、ちゃんとおとしめてきたのよ。かなわないなと思ったら、尊重したらいいじゃないですか。
太田:尊重してますって。



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上野先生の考え自体は別に嫌うワケでも無いんだけどねぇ。

『男はこうあるべき』
『女はこうあるべき』

みたいな論というのは、社会学の領域で、個人の考えでは及ばないんじゃないかと思うんですよね。
昔からの男・女の役割分担みたいなものがずっと根底にあって、そこから逃れられなくて。

上野先生は女性だから、たぶん、もっと女性が気持ち的に楽なほうへとシフトしていく時代にちょっとずつなっていけばいい …みたいなコトが仰りたいと思うんですけどね。

性別がもたらす“らしさ”なんてものはアテにならないというか。
しいて挙げるなら、器官や、骨格、筋肉…など、資質上違うものはもう決まってるのでね。

たとえば、漫画とかでもキャラをシルエットで表すときには、女性の方が丸みのあるラインで描かれますし。
そういえば少し前に陸上のオリンピック選手が女性だけど「男性じゃないか」みたいな報道もあったような。

や、うん、結局なにを論点の軸にしてるか分からなかった。

私的には、男性の方がなんだかんだいって生きづらいと思いますよ。
それは先日発表された、自殺者の男女の比率を見ても分かることですけど。

女性の属するコミュニティは、主に家庭にあって、そこで暖かな空気をもって迎え入れるみたいな? 社会とのつながりも、家とか、隣近所みたいな感じで割りと近いかんじで。

男性のコミュニティは会社がメインであって、仕事を通じての社会とのつながりがメインで、だからパーソナルな部分を出せない状態で社会とつながることになると思うのね。
我慢や忍耐がデフォルトでさ。弱音禁止みたいな。

女性はよく感情で言うとかで、ヒステリーだなんだと非難されがちですが、男性は理性でちゃんとやれてるかというと、そうでもなく。逆に感情を出せないことが辛いんじゃないかと。

自殺の話につなげると、男性は いろいろ相談とかしたりせずに思いつめて死ぬこととかね。


…かといって、上記に挙げたことは、男性・女性を問わずに起こりえるコトであったりもするから 何とも言えませんが。

番組中であった、同性同士のために異性がある みたいなことも、これは男女問わないと思いますよ。…まぁ、会社とかでの いい中年のオヤジとかが一緒になってくだ巻いてるのが楽しいんだろうな。ってのはあるでしょうが。それは女性も井戸端会議と同じものかな。


上に男性の辛さを書いたけど、女性も今は大変か。
男性と同じように仕事をするようになって、キャリアが求められたり、キレイでいなくちゃいけなかったり。けど結婚が引っかかったり。けど、若いうちに子どもだけでも持っておきたかったり。。。とかとか?

いやいや、なんにしても大変だと思いますよ。どっちの性別であっても。

結局ないものねだりで嫉妬してるだけのような気がするので。



傷つけることとか、ネット上での交流などに関しては、なおさら性別関係なく、人としての交流の仕方で。
男らしさ、女らしさなんて求めるものじゃないのよねぇ。



上野千鶴子さんの著書はとりあえず読んでおきたいとは思いました。