藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“駄文 8”

昨日のBizスポで就職するにあたり、新卒と既卒での採用状況の違いとか、留学についてとか。

企業はこれからのグローバルなビジネス展開のために海外で活躍できる社員がほしい。留学を経験しておくことがプラスになる 的な。

けど留学時期は多くが3年生の時に。多くの人が就職活動を始めてる時期に海外に。その間 就活できない自分への焦り とか。
では『地方留学』してみては と星野さんの意見があったり。

…まぁ、それで地方が活性化すればいいんですけどね……地方分権というのがね、うまくいけば…。(遠い目)



【ニュース】自殺者:「就職失敗」2割増 大学生は倍増46人−−昨年

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警察庁は3日、2010年の自殺統計を公表した。自殺者総数(確定値)は、前年より3・5%減少の3万1690人で13年連続の3万人超え。「就職失敗」が原因・動機の一つと判断された人が、前年より2割多い424人に上り、うち大学生は46人で前年の2倍になった。「超氷河期」と言われる厳しい就職環境を反映したとみられる。一方、「負債」は改正貸金業法の完全施行を背景に減少した。

 警察官の聞き取りなどによって、原因・動機を、家庭問題▽健康問題▽経済・生活問題▽勤務問題▽男女問題▽学校問題▽その他−−の七つに区分。さらに52項目に分け、推定される項目を三つまで選択し集計している。

 「経済・生活問題」のうち、「就職失敗」を原因に含むとされた自殺者は、07年180人、08年253人、09年354人と増加傾向が続き、10年は70人(19・8%)増となった。

 このうち大学生は、07年13人、08年22人、09年23人だった。高校生や専修学校生も含めると10年は53人となった。これら就職失敗に絡む自殺者は、年代別では20代が最も多く153人で、未成年者は6人だった。

 一方、「経済・生活問題」のうち「負債」関連の3項目については、「多重債務」1306人(前年比19・9%減)▽「連帯保証債務」47人(同34・7%減)▽「その他」1287人(同17・4%減)−−でいずれも前年から大きく減少した。昨年6月に貸金業者からの借入残高を年収の3分の1までに制限する「総量規制」を盛り込んだ改正貸金業法が完全施行されたことの反映とみられる。

 「事業不振」や「失業」も前年を下回り、「経済・生活問題」関連全体では、計7438人で前年より11・2%減となった。

 半面、家庭問題関連は、計4497人で前年比9・2%の増加。このうち「子育ての悩み」は157人で、前年からの増加率が44%と目立った。全項目を通して最も多かったのは健康問題に含まれる「うつ病」で7020人に達した。自殺者が、3万2000人を下回るのは、01年以来9年ぶり。【鮎川耕史】

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まぁ、Bizスポでも、この話を(若者の就職できないことによる自殺)少し触れてから、上のような就活の話があったりで。




あと 昨日、一昨日あたりはニュース・新聞のトップだった京都大学カンニングの話とかありましたけど。



若年層の雇用と自殺の関係が、今回の自殺者数の見出しの大きなとこを占めてましたけど、実際 記事の文読むと 子育てとかの悩みの方が多いとか。


事実が過剰だったり、かといって対策は非当事者の出来事で何がしたいのやら。


ひとつのレール、
ひとつの“普通”から 零れ落ちてしまったら なかなかもう大変。

挑戦することが大切って、チャレンジを って。みんな挑戦しておりますよ。あなたがしてほしい、『求める“チャレンジ意欲”』はただの会社の要求なのよ。

許容からの逸脱は誰も望みやしない。
そうそれは勿論?
だから“普通”であってもらわなくちゃ困るのだ。

普通にその、世間なり 年齢なりに適した生き方をしておかないと 変に厄介な病気とかになってしまうともうお手上げ。

親に守られ、のびのびと乳幼児期を過ごして、
友だちをいっぱいつくって楽しく勉強する学校生活をして、
高校受験をし、ちゃんと18で大学に行き始めて、卒業したらすぐに就職をして。
“適齢期”になったら結婚をして。子どもを生み・育て。

溢れる多様な価値観を、認めてほしいけど、誰かのそれは認めたくない。

教育は統制や管理。扱えないものは困るのよ。



就職の話書きましたけど、内定率も地方によって差が違うし、足りない業種はどこも足りないのよ。

勝ち組礼賛。
お金を持っている層が使わなかったり。


個人だけが生き延びを図っても、国が死んだら個人は死ぬ。

この世界の2割の人が世界を動かしていて、 動かしている当人は安全圏から動かしているのだろうけど、安全圏は侵食されていく。

その2割は他国に逃げるのか。

子どもたちは何を学ぶ?

大人が教えなくても、子どもは大人の行いや言葉をよく 見聞きしている。大人の言動を真似て・学ぶ。

不安(及び、怒りの感情)を煽ったり、その場の安心を維持してばかりで、この人生、

逃げ切るつもりか、
死んで消えようか、
異端として社会から消されるのか、

生ききるのか。