藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“【ニュース】自殺企図。【2012.05.02.・05.08.】”

20代の3割弱「自殺考えた」=内閣府調査

内閣府は2日、自殺対策に関する意識調査の結果を発表した。全体の23.4%が「自殺したいと思ったことがある」と回答。前回2008年2月調査に比べて4.3ポイント増えた。年代別では20歳代が28.4%と最も高く、前回比3.8ポイント増だった。内閣府自殺対策推進室は「周囲とのつながりが希薄な若者に焦点を当てた対策を講じる必要がある」としている。
 調査は1月中下旬、全国の20歳以上の男女3000人を対象に実施。有効回収率は67.2%。
 自殺したいと思ったことがあると答えた人を年代別に見ると、20歳代に次いで高かったのが40歳代の27.3%。続いて50歳代25.7%、30歳代25.0%、60歳代20.4%、70歳代以上15.7%の順だった。50歳代以下では4人に1人以上が自殺を考えたことになる。
 悩みを打ち明ける相談相手が「いる」としたのは、女性94.7%に対し、男性90.3%。性別と年代別を組み合わせて見ると、20歳代男性が最も低く87.6%だった。

[時事通信 5月2日(水)5時2分配信]

(以上、ニュース引用)



別のニュースでは東日本大震災を発端とした景気の低迷 とかあったような気がしますが、景気が低迷しているのはずっとですからね。

若者を中心にした対策を練る って、かといって、中高年の対策に力を入れないというのでも良くないし。
中高年の方々によって、安定した雇用・適切な収入を得られてない若者が支えられてるのもあるので両軸ですよ。

先日のエントリに書いたように、仕方なく仕事して仕方なく生きてるようなもんですからね。
なにより周りの大人見てても、楽しく仕事してるように思えないものねー。

そこを今一度考えないと。


で、
こちらも。

就職活動の失敗を苦に自殺する10〜20歳代の若者が、急増している。

 2007年から自殺原因を分析する警察庁によると、昨年は大学生など150人が就活の悩みで自殺しており、07年の2・5倍に増えた。

 警察庁は、06年の自殺対策基本法施行を受け、翌07年から自殺者の原因を遺書や生前のメモなどから詳しく分析。10〜20歳代の自殺者で就活が原因と見なされたケースは、07年は60人だったが、08年には91人に急増。毎年、男性が8〜9割を占め、昨年は、特に学生が52人と07年の3・2倍に増えた。

 背景には雇用情勢の悪化がある。厚生労働省によると、大学生の就職率は08年4月には96・9%。同9月のリーマンショックを経て、翌09年4月には95・7%へ低下。東日本大震災の影響を受けた昨年4月、過去最低の91・0%へ落ち込んだ。
(2012年5月8日15時25分 読売新聞)

(以上 引用)

だからって、新卒で行けなかったからって自殺に踏み切るのは早計すぎるとも思うんですけどね。

私自身も経歴がおかしいのでなんとも言えたものでもございませんが、今の時代なら、仮にいい年してバイトしてる ってなっても、こういう時代背景があるからそんなに負い目を感じないだろうし。っていうか、ホントに死ぬほど辛いときには責任なんて社会に押し付けてしまえばいいんですよ。
(まぁ、それがなかなか出来ないマジメな人だからこそ …なのでしょうけどね。)
なにか出来るバイトするとかね、家の手伝いするとか、小さなことでもいいと思うんだけどね。


ま、仮に就職できてもブラックだったら過労になって心身ともに疲弊してしまうワケなんですが。
昨日もNHKスペシャル(再放送)でうつについてやってましたけど(けど、新型うつ に関しては、カテゴリが曖昧なので、本当にうつの人とは見解を分けるべきですけどね。)、あとはさっき…日付的には昨日のニュースウォッチ9でも、例のワタミの若い社員の自殺についてやってましたけど。



そうなってしまったことを、
『甘え』だと断罪するのは勝手なコトでございますが、何故、動かない・動けない のかを、すべて紐解いてみればいいと思うんですけどね。
精神が・心が疲れてしまってることをどう解消するか。と。


本人の生まれもっての“気質”。(“性格”というよりか。)
家庭環境や、それまでの当人の経験や、思い込み。すべてを剥いでいけばね。
剥いでいく中で表出される、当人そのものの中身が明らかになっていく中で、離れていく人がいるならそれはそれで『そこまでの人』なだけだし。 離れていく〜…嫌われることに怯えて声が出せないことの方が辛いだろうし。

生活保護の問題に関しても、あまり憶測で言えないというか。これも各家庭の事情を全て見て判断したほうがいいでしょうから。大変なトコはホント大変ですからね。)




これ、ニュースではどっちも若い世代の内容で、だからこそ若いうちに価値観の刷新でも図ればいいんじゃないかな? って思うんですけどね。

不器用でも なんとか色んな物事・人に関わっていきさえすれば、助けてくれる人は誰かしらいると、そう思いますよ。

追記。

あ、今この時間にNHKの『プロフェッショナル仕事の流儀』でも、“命を救う現場”についてやってる…。

そしてこの人見たことあるな。