それは一見してキラキラして見えるもので、
所詮は第三者、隣の芝生、ゆえに羨んだりもするし、輝かしく見える。
眉目秀麗、品性もある。
あまり作品には触れてこなかったけど、技術も相当なようで、仕事に向き合う姿勢はストイックだったそうな。
だから全てを擲ってしまう理由がわからない。
言ってしまえば所詮は他人。第三者。
私はそんなに詳しいワケでもない。
けど、その名前と『死去』という単語が並んでることが全然ピンとこない。
これからたくさんの未来が臨めたハズだし、制作中の新規の仕事もあったようだし。
……しかしまぁそれは、客観的に 恵まれていたようにしか見えないもので。
当人が何を抱えていたかなんてのは分からない。
少し話がズレますが、
病むこと ってアカンことなんでしょうかね。
職場で 病んでることを馬鹿にするような口の悪い人がいるんですけど、
弱さをどう転化するかは人によりけりだと思うんですよ。
攻撃的な感情で罵倒することで、他者を批難することで弱さを隠す人もいるし、
悲しみに染まって自分を責めてしまって動けなくなる人もいるし。
…ま、退屈だから って、コミュニケーションのつもりで悪口が言いたい人もいるだろうし。
そんで、弱さを隠して明るく振る舞わなければいけないことも無いし。
弱さを弱さのまま認めて、出せるなら弱い部分も脆い部分も出してしまえたらいいと思うんですよ。
…それが許されにくかったのかもしれないけどさ。
男なんだから~ とか言う人もいるかもしれないけどさ。
泣き言言うな とか、女々しいこと言うな とか、言うヤツいるかもしれないけどさ。
この先、歳を重ねれば衰えもするわ。弱くなるものだわ。
弱さはこれから誰もが通る道。
弱さはこれから誰もが受け止める先。
その弱さ込みで、これより先の未来を、輝きも翳りも認めて発信できたらね。
所詮は第三者。
本当の翳りは知らない 分からない。
第三者としてはただ残念だな と思うし、
私としては弱さも脆さも楽しさも憎悪も変わらず出していくだけですよ。