藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“自分がなり得ない対象は殴っても良いか(?)”

加害者だ被害者だとか、
強い人だ弱者だとか、

まぁそういうのは入れ替わるものだし、部分でもあるので、ある一側面を見た場合でしか判別つかなくて、
その人個人や誰かの相性などによって、強い部分や弱い部分があって、

得意な部分や不得意な部分があって、それを補っていければよくて、それは優劣ではなく、ただの “ちがい” というだけに過ぎない。

で、

男性が
「これだから女は~」
と言ったり、

女性が
「これだから男は~」
と言ったり、

いやいや、LGBTどうこうじゃなくて、誰にでも男性性や女性性はあるでしょ?
って話で、そのグラデーションだ っていう。

だから一方的に自分と異なる立場や状況だからって感情をぶつけていい理由にはならないでしょう?


……って話は前フリで、



今回私が思ったのは、

私が他者の立場に必ずなり得ることはない と思い込んでいる対象は 殴ってもいいと思っているのではないか 
……という視点。


男だったら女に対し、女だったら男に対して、性自認の違和感がなければその逆の立場に なる ことは無いから、男性性や女性性というものを抱えてたとしても、なる ことは無いから、なにかしらの理由に性別を持ち出して批難したりしがちですけど、


私の場合は、

政治家や金持ちに対してそういう感情があるなぁ… と。


相手の立場になって物事を考える という想像力を、そもそも はたらかせようともしない ような対象、
それが政治家とか金持ちだな って思った。


この昨今のご時世で、働いてる人ほんと有難いな って、色んなサービス業とかインフラ従事者の方はすごいな って思うんですよ。
そういう人たちに対する想像力とかはあるんですよ。

けど、金持ち(左うちわ経営者)とか、政治家に対してそういうことは思わないな と。
だからこういう事態になったときに、こっちは困窮する可能性もじゅうぶんあるワケなのに、絶対そうはならないだろう、という対象に対して、

どうせ…!

みたいな感情が湧いて、殴りたい感情になりますよね。

あんたらみたいな金持ちとか政治家みたいなヤツらには、私みたいな低所得一般庶民の気持ちなんて分からないでしょうね! タヒね! …みたいな。



なんでしょうね… 嫉妬? 羨望? 諦観?
お金と権力を持ってるヤツは安泰だ と思ってるフシが私にあって、それが叶わない 適わない 敵わない であろう私は、
そうなり得ない対象である金持ちや政治家に対して殺意を抱いても問題ない って思ってるというか。


圧倒的に『強い』と思ってる対象は、絶対に潰れるワケが無いから、殴っても構わないと思ってるフシが私にもあるのではないか と。


その対象が私にとって政治家(言うても地方議員というよりか、テレビでよく見る人に限られがち)とか金持ち。



緊急事態宣言も当初はこの日までだったわけで、ウィルスの終息よりも経済的に… 個人の金銭面が落ち着くか って意味での収束は遠いのでは って前も書いたけど。
金銭的な体力の乏しい人は死ぬんじゃないか? って本当に思うのよ。
今年、生き残れる?

最近の再放送祭りで年始の番組とか見てたんですけど、今年が 2020年がこんな年になるなんて思わなかったな って。

私が、っていうか、私の周りの大事な人たち、健康に今年を送っていこうな。
金銭的にも普通にやっていこうな。 って。

そんな心境なのに、
悠長なこと言ってる人たち… ホントこの… クソ って思うので。



けどそんなクソだと思い込んで殴っていいと思っているそれらを、私の感情をぶつける対象にしたところでどうにかなるかと言っても、その場だけスッキリするだけなんだろうな とも思って。
自分で金持ちになんて、『 “圧倒的に強いと思ってる対象” になれない』と思い込んでいるのはなんか違うな とも思う部分もあって。


じゃあどう、自分を守りながら切り拓いていけるものか とも、ふと思ったりはしたもので。
(思ったのですが、今は思っただけなのでここまでです。)