藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“[映画]『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』を見た。”

映画、『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』を見ました。



今年11本目の映画。

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劇場公開まもなくくらいのときに、ツイッターで話題になってて。
まさかの展開だとか、奈須きのこ脚本みたいだとか言うツイートが散見されて。
さすがにそれは言い過ぎではなかろうか?? といったものもあったのですが、なんにせよ思いの外の高評価を得ている作品のようなので、ず~~っと気になっていたので見に行きました。


そもそも『すみっコぐらし』というキャラクターの世界観自体を私は知らなかったのですけど、序盤の内容でなんとなく理解。

すみっこ っていいですよね。
メインになれない人たち、正面に立てない人にも意味が意義があるのだと光を当ててくれる。

で、

そんなキャラクターたちが世界名作劇場的な絵本の世界に飲み込まれていく~ って内容で。


ま、よくある世界観コスプレみたいな感じで、ちょっとニヤッとしたりクスッとしたりするものがありましたよ。


で、

問題のその迷い込んだ “ひよこ” 。
途中からおおよその予想はついてしまったとはいえ、終盤、あの真っ白い空間になったとこは どこか締め付けられるようなとこがありまして、涙腺にきましたよ。


絵本の最後の空きページにのみ描かれた “ひよこ” 。
すみっこですらない。どこの世界の住人ですらも無い。

『元の世界に帰る』という選択肢も与えられない。
なぜなら『なにもない世界』がもともと居たところだから。

鬼とか他の世界の住人と一緒に、すみっコぐらしのキャラを送っていくところとか… ねぇ。。。


(たぶん このあたりがツイッターで見た「バッドエンドだ」と言われがちな所以かと思うのだけど。)

 

けど、エンディングで。
世界を賑やかにしていくところは、何もない、真っ白な世界に花を描いたりして、世界が豊かになったのは “救い” なのではないかな って思いましたよ。



 

 

withnews.jp

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パンフレット ↓

 

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キャラクターや世界観の説明、制作スタッフコメントや原作チームのコメント、
ナレーションを担当された、イノッチと本上まなみさんのコメントが記載されてました。

 

togetter.com

(こうして見てから感想ツイ見ると、大仰な感想が多いな という印象ですけどw)

じんわり優しい 良作でしたよ☆

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sumikkogurashi-movie.com

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