映画、『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』を見ました。
今年11本目の映画。
劇場公開まもなくくらいのときに、ツイッターで話題になってて。
まさかの展開だとか、奈須きのこ脚本みたいだとか言うツイートが散見されて。
さすがにそれは言い過ぎではなかろうか?? といったものもあったのですが、なんにせよ思いの外の高評価を得ている作品のようなので、ず~~っと気になっていたので見に行きました。
そもそも『すみっコぐらし』というキャラクターの世界観自体を私は知らなかったのですけど、序盤の内容でなんとなく理解。
すみっこ っていいですよね。
メインになれない人たち、正面に立てない人にも意味が意義があるのだと光を当ててくれる。
で、
そんなキャラクターたちが世界名作劇場的な絵本の世界に飲み込まれていく~ って内容で。
ま、よくある世界観コスプレみたいな感じで、ちょっとニヤッとしたりクスッとしたりするものがありましたよ。
で、
問題のその迷い込んだ “ひよこ” 。
途中からおおよその予想はついてしまったとはいえ、終盤、あの真っ白い空間になったとこは どこか締め付けられるようなとこがありまして、涙腺にきましたよ。
絵本の最後の空きページにのみ描かれた “ひよこ” 。
すみっこですらない。どこの世界の住人ですらも無い。
『元の世界に帰る』という選択肢も与えられない。
なぜなら『なにもない世界』がもともと居たところだから。
鬼とか他の世界の住人と一緒に、すみっコぐらしのキャラを送っていくところとか… ねぇ。。。
(たぶん このあたりがツイッターで見た「バッドエンドだ」と言われがちな所以かと思うのだけど。)
けど、エンディングで。
世界を賑やかにしていくところは、何もない、真っ白な世界に花を描いたりして、世界が豊かになったのは “救い” なのではないかな って思いましたよ。
映画「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」を観ましたレポ pic.twitter.com/tJtP3UC3Td
— きくまき@単行本発売中 (@kikumaki00) 2019年12月3日
NEWS ZEROでのすみっコぐらし特集
— 健康第一 (@yummy8yami) 2019年12月4日
「20代後半とか30代後半になってきて仕事ですごく責任を求められることが多くなってくる。」
「『センターにいろ』『中央にいろ』…重圧と毎日闘っているときにふとこのコたちを見ると、あぁすみっこでもいいんだ。と思える」
その通り過ぎて涙が出そう pic.twitter.com/hQy4ngjhpr
パンフレット ↓
キャラクターや世界観の説明、制作スタッフコメントや原作チームのコメント、
ナレーションを担当された、イノッチと本上まなみさんのコメントが記載されてました。
(こうして見てから感想ツイ見ると、大仰な感想が多いな という印象ですけどw)
じんわり優しい 良作でしたよ☆