藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『あまんちゅ! 6巻』読了。”

あまんちゅ! 6巻』を読みました。

作中の時間では2学期になり、本編の内容もダイビングする描写は控えめで、学校生活に関わるシーンのほうが多かったような。
むしろ今までがそればかりだったので、翻って新鮮でもあり これはこれで楽しい描写でしたよ。

先ずは『体力測定』の回。
いつも通り てこがヘタレてしまってぴかりに泣きつく、っていう定番かと思ったんだけど、ちょっとアプローチが違って てこの新しい一面が見られたのは面白かったですね。
『負けず嫌い』で『負けたくない』から『勝たない(勝とうとしない→がんばらない)』っていうのは面白いな。



“イヤなことで必ずしも イヤな気持ちになる必要などないのだよ!” …ってありましたけど、私みたいにこじれてしまった人は、イヤなことじゃなくてもイヤな気持ちになれますよ☆(←


今巻でなにより良かったのが『前夜祭』と『永遠の国』という文化祭準備回の前後編の話。
途中まで読んでて、
「なんだか“浪漫倶楽部”っぽいなー」
って思ってたら案の定、後編にあたる『永遠の国』のラストのほうで、

「弟ほどではないんだが私も こっち方面の話には 人より多少強いらしくてな」(P.139)
火鳥真斗姉ちゃん…!
これ…『あまんちゅ!』もはや『浪漫倶楽部』と同じ世界観じゃないか…!
(『あまんちゅ!』のウィキでは、同一世界だとか云々書いてなかったので。そこは明確じゃあ無いですよね。)
つか、同じで良いよ!!

もっと言うと、その前の『奇蹟の海』の回で、海中で男まさりな少女とぴかりが佇む見開きのファンタジーな雰囲気から、海の中に飛び込むっことによって、異世界に通じる的な描写も可能だなー、なんて思ったもので。
(手法としては『ARIA』でも ふと異世界に紛れ込む っていうのはありましたけどね。)

いいなーこれ、どんどん異世界入ってもらってもいいよー。
ただしやりすぎるとアレだけどw、火鳥真斗姉ちゃんがいる限り、そういうのを引き寄せてしまうんだ的なものをうっすら出していって、ダイビングでも海中で素敵な景色に出合えるとか、そういうのをちょいちょい挟んでもいいかもしれない。


『温泉丸』の回はポロリに期待したんだけどなぁ…。(ねーよ)

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