藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『レセプタクル』読了。”

『レセプタクル』を読みました。

2012 06 16 レセプタクル


黒咲練導先生による、白泉社・楽園での連載作品。

というコトですが、私 本誌の楽園は読んでますけど、web版のほうは読んでないんですね。
第1回とおまけは本誌である『楽園 第2号』で読みましたけど、あとは初めて読みました。


楽園・本誌掲載作品…というか前回の単行本『C ̄(シーマイナー)』みたいな、直接的なエロ描写はあまり無かったです。
が、
なんか色々ネチっこい。(笑)

メインの女2人の 実に不安そうなのに支配欲たっぷりの自信。
なんだろうこの病的な……w

や、放課後プレイ無印の2人が出てるからじゃないけど、放課後プレイの世界ですよね。
無印も2も3も、当然(←?)病んでるつかダウナーなキャラではあったけど、なんか今作のほうが 重い ですよね。
『C ̄(シーマイナー)』収録作で言うと、“テオブロミン”が一番近いかな。

受け容れられてるのに漂う不安感。
依存と共有が必須。っていう。作中のセリフを用いると『小学生かよ だっせ』という狂気。
狂ってるけど単純というか。純朴ゆえに狂ってるというか。


誰の立場が一番良いのかとかは分からんけど、太眉の男のコ大勝利☆ になるのかしら。w
(“その後1”での冒頭の冷めた表情の余裕っぷりw)

そして放プ無印のカップル大勝利。と。
放課後プレイシリーズを読んでるがゆえだからかもしれないけど、この2人の鉄壁感。w)



で、これ、
なんでタイトルが『レセプタクル』なのかしら。
ggるとソケットとかコンセントとかって出たけど。受容体という。
単純に二股とか三股のコンセントで、それが女2人のコトを表してるんですかねぇ。コンセントの穴自体が女のソレ ってゆー。受容の共有。



本書はアニメイトで購入。
楽園キャンペーンで、2列平積みされてて、片方が黒咲先生ver.の“楽園ちゃん(仮)”のしおり。もう片方が中村明日美子先生の“楽園くん(仮)”のしおりが付いてと 1列ずつに分けて積まれてましたよ。

レセプタクルレセプタクル
(2012/05/31)
黒咲 練導

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