藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『あまんちゅ! 4巻』読了。”

あまんちゅ! 4巻』を読みました。

夏真っ盛りで、暑い中遊んだり、夏休みに入ったり、てこの中学時代の友人が訪れたり。と。


だるまさんがころんだ の回と、姉さんと買い物の回は「素敵んぐ」な話を無理やり引き出してる感じがしたのでちょっと窮屈な感じがしました。
(こういうのって読んでて気付いてしまうものなんだなー…、って何か気付かされた。構成って難しいね。)


ちゃ顧問とお姫の話は好きですね。これは愛らしい☆ これは和む☆


終業式の話もちょっと窮屈。こんなに会話主導の魅せ方される方だったかな、天野こずえ先生…。
てこが不安を自ら解消した感じがしないから ちょっと違和感。

あえてネガティブな私だからこそ、てこの心情は共感できるもので、そんな人から言われて「はい、もう、大丈夫」ってなるくらいなら、マイナス思考の悪い癖が容易に表出されるものでもなかろうに。


けど 最後2話の、てこの中学時代の友達の茜ちゃんとちずるちゃんのエピソードは良かった。
これは好きです☆
てこの、昔の友達と、今の友達が重なる瞬間の感覚、っていうのはとても不思議でふわっとする。なんとも言えない…高揚感?…というと言葉が変かもしれないけど。感覚はすごくわかる。共感するね。
そしてちずるちゃんの嫉妬めいたもの。
友達取られた感とか、私たちの後をついてたコが前を歩いている感じがして、寂しくなったというか、置いてきぼりくらった感というか。
で、ダイビング中ちずるちゃんがピンチになるけど、そこでぴかりが助けてくれたりして。
……それが結果的にちずるちゃんがぴかりを認めるカタチになったのだけど、逆にそれこそが嫉妬になったりは思わなかったのかな ちずるちゃんは。
『クソー、アイツなんでも出来るじゃねぇかよ完璧超人かよ!』
みたいな。

でも、ちずるちゃんはそうは思わないのね。屈折してないなぁ。
(私がひねくれてるだけですか。そうですか。(自虐w))


しかしちずるちゃん、自ら『恥ずかしいセリフ禁止!』なセリフを言いますか。w
茜ちゃんもそこで『えぇー』とか言えばいいのにね。w

あまんちゅ! 4 (BLADE COMICS)あまんちゅ! 4 (BLADE COMICS)
(2012/03/10)
天野 こずえ

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