藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“【cali≠gari】 : 『11』を聞いた。”

“上”→“下”→“右”→“左”→“決定”

2012 01 17 cali≠gari 11


cali≠gari ニュウアルヴァム『11』を聞きました。

通して聞いた感じですが、第6のような印象を受けました。
別にね、『10』も全然好きなほうなんですが、今回の『11』のほうがよりcali≠gariらしいというかね。

楽曲も、石井さんが5曲、青さんが5曲、そして2曲目の"JAP ザ リパー"では青さんと石井さんによる共作とバランスが取れてるのも大きいのかしら。

今回、一番のお気に入りは“最後の宿題”。
実に青さんらしい、懐かしくもあり、また ちょっと痛い歌詞。
あぁ、でもこんな しっかりとした夏の思い出が作れるような青春時代なんて私には無いからね。(苦笑)
冬でもやってる夏が舞台のアニメに現実逃避をさせてくれるような、
「あーいいなー羨ましいー、私もその世界に入って 全力で夏の思い出作りたいわー」
…なーんて思わせるような。(苦笑)

その一方で、石井さんボーカルによって録り直された“初恋中毒”。
先に青さんver.を聞いてるがゆえに、どうしても聞き始めは笑ってしまいましたが。w
あまりにも石井さんのソフトな声で『恋愛偏差値 26!』とか、『アイはユーにラブしたんです』とか歌われるとあまりにも合わなくて…。w
や、そのアンバランスさがcali≠gariであるとも言えるのかもしれませんが。

冒頭2曲、“吐イテ棄テロ”と、“JAP ザ リパー”は石井さん青さんがそれぞれ今の日本に思うコトが歌詞に込められてるそうな。皮肉というか、諦観というか、呆れてしまってるというか。
(石井さんがインタビューで政治についてとか語るのって似合わないですよね。(笑))

“暗中浪漫”以外の既発曲はアレンジなどがされていたりで、シングルを既に買ってる人にも楽しみがあるわね。
飽きさせないですよねぇ。



初回DVDはPVと各メンバーのコーナー(?)。
研次郎さんの内容が一番マトモだったような…w

武井誠ver.の『11』は、冒頭2曲の勢いのある曲とかは、yukihiroacid android)さながらのイメージさえ抱いた……ものの、“その斜陽、あるいはエロチカ”とかはちょっと……。w

“はからず mo ワンモア・キッス”がボーナス収録されてますけど、あと、“どっちつかずのme覚革命”も収録してほしかった…! というか後者のほうが音源で聞きたかったわー…!

このCDに関しては、バックの音がデモ音源だというので、実際の『11』との比較的な意味でも楽しめるものじゃないでしょうか。


で、
このあとcali≠gariは 東名阪『地下室』がありますけど、ワンマンは“『11』全部ライブ”以外に実施されるんでしょうか。
一応、春にはまた“FC別室”が一旦終わるので、その後とか。
インタビューでは青さんは『12』を作るとありましたけど、石井さんは『11』で今は満足(?)されてるようですし。(笑)

とりあえずその前に、世界遺産の『2011年の仕事』も届くだろうからそれを楽しみにしていよう。

[リンク] : TOWER RECORDS ONLINE bounce cali≠gari 『11』インタビュー

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