藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『FILE162:「その数字、クセモノにつき・・・」』を見た。”

2011.10.06.O.A. (再放送 2011.10.10.夜中)

爆問学問 FILE162:「その数字、クセモノにつき・・・」 を見ました。


門倉貴史(かどくらたかし) 経済エコノミスト


以下、HPから番組内容コピペ。↓


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門倉:「人は自分の信念に合致するような意見は受け入れるけれども、そうでない数字ははじめからシャットアウトしちゃうという傾向があるので、そういう先入観なくですね、数字をできるだけ客観的に見ていくという(のが大事)。」

太田:「意外と経済の専門家の人の方が、そっち(客観的に数字を見られない状態)にはまりやすくないですか?」
門倉:「はい、かえってだまされやすいっていうのはありますね。」

太田:「だってさ、リーマンショックだろうがバブル崩壊だろうがさ、誰一人それを防げなかった。 あれだけ専門家がやっててですよ。」
門倉:「そうですね。」
太田:「ある意味専門家の盲点ですべて問題が起きているような気もするしね。」


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●視聴率は1772万5000世帯ぶんの 600世帯。
 サンプルが少ないと誤差が大きい。

●質問に誘導的な言葉が含んでいる場合がある。

●セックスの年間回数。
 日本は世界で少ない。日本は控えめに言う。
 調査対象の国で一番多かったのがギリシャ。回数が多いと自慢になる。

 回答者が本当のことを言うとは限らない。

●平均初婚年齢。
 25年間で2歳しか変わってない。

・結婚した人だけで統計を取ってる。
 男性の1980年から2005年までで 生涯未婚率はおよそ6倍。


 90年代に行われた『豊かさ指標』
・個人の何が豊かとするか。主観になってる。

・どういう形で平均がつくられているのか。“平均”していいものなのか。


・いじめの発生件数が2006年から急激に増加。
 調査の定義と、 対象の学校が拡大した。


●経済効果。
 前提をどう置くのか。 どこまで含まれるのか。

 経済効果を発表する意図。 地域おこし。

 統計の中に出てこない経済活動。 地価経済。
・統計の外でも数字は動いている。


門倉:「あくまで数字というのは過去の話。
    それをもとに『将来こうなる』っていうのは架空の話。
    いくつかあるシナリオの一つ。」


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まぁ、視聴率もそうだし、世論調査内閣支持率とか、そんなのって特に信用してないよね。報道されてたとしても。
どうせ作為的だろうとか、新聞社によって違う…番組であったような、聞き方の文言が違う、というのに限らず。

今回、統計学についてがメインだったワケで。
結局、数字の集計方法が見えないんですよ。だからデータがこうだ! ってあっても、それはどういうのを基にして取られたものなのか? ってコトがね。分かりませんからね。

結局 鵜呑みにせず、自分で判断する。 っていうことなんでしょうけどね。


ところでHPの対談後感想で田中さんが言ってた数字の『共感覚』については面白そうな。