『屍鬼 10 (ジャンプコミックス) (10巻)』を読みました。
尾崎を中心に人間サイドによる屍鬼狩りが本格化―――…。
屍鬼を狩るシーンが大川さんを始め、昂揚としてきてるのが作品から溢れ、屍鬼を狩る人間サイドがとても愉しそうに見える。
読んでるコチラも、人間と変わらない屍鬼を次々と殺害していく様子がとても滑稽で面白くもあり、狂気に触れていて・狂気に振れていてとても楽しく読み進められます。
…ルールを遂行する、思考停止した残虐性が時にコミカルに描かれてる、ってすごいですよ、これ。
ちぐさの妙さんを狩りに行くトコとか、『屍鬼だから仕方ないよねーw』的に思ったり、『可哀相』とも思えたり。そんなのは勝手な都合だよねぇ。
4話目、田中姉弟が無事村を出るコトに安堵したり。
ラストの徹くんと律ちゃんに切なくもあり。
あとがきの、外場村探訪が最終回とあり、次巻で完結でしょうか。
屍鬼 10 (ジャンプコミックス) 著者:藤崎 竜 |