『屍鬼 9 (ジャンプコミックス) (9巻)』を読みました。
復讐開始。
千鶴を神社の中に誘い、ついに千鶴を殺害することに成功。そして尾崎は起き上がりに対しての対策を。。。
前巻からの流れで、千鶴を斃したところは、とうとう事態が好転するんだろうかという期待を抱きますね。
凄惨ではありますが、実に醜く、面白いです。
田中家にて かおりがただひたすらに父親を打ち、つるはしでこめかみを突いて「だめか」と父親が思うシーンは何故か面白かった。血がぴゅーぴゅー出てるしさ。かおりすごいなー。ゴルフを打つようなショットでピンポイントでこめかみ狙いにいってるやん。かっけー。(感想おかしいな…。(笑))
相変わらずよくわからないのは静信。なぜに桐敷家で好待遇を受けてるんでしょうね。
単純に沙子が興味を持ったから、関心のある人間だから置いてやってるんだ としても…ねぇ。
あと静信のその悲観的な思考。別に自身が起き上がりになりたいわけでもないんだろうし、きっとその境遇から村を含めて全てが亡ぶコトを望んでるんだろうけど。
なにより 頭の良い静信が、手首を切ったくらいで死ぬことが出来るとは思ってない と思うんだけどね。自傷行為をするのは生きる実感のためにすることの方が多いと思うし。
今巻のラストでは正志郎が銃口を佳枝に向けてるのはすごく気になるんですが、続きである同時発売のジャンプSQ.は別キャラのサイドストーリーが。。。続きが気になります。
屍鬼 9 (ジャンプコミックス) 著者:藤崎 竜 |