藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『マギ 7巻』読了。”

マギ 7 (少年サンデーコミックス) (7巻)』を読みました。

一人で王宮に向かったアリババ。アブマドとのバルバッド王国の行く末に結論を出し……―。

バトルシーンもさることながら、政治、バルバッド王国の舵取りについて 紅玉姫とやりとりしてるシーンが胸熱。

言ってることの交渉事は無茶なコトは承知の上で、アリババが姫の様子(性格)を伺って条件を提示するとか。 姫が帰った後でも、王政をなくしたあとの国家運営について饒舌に周りの高官に説明している様子は圧倒。

…や、当然、そんな上手いこといくワケない なんて思うコトですけど、それまでの国の政治のあり方から、十分 これからに向けて光を照らすことが出来るでしょうね。

けど ここですんなり終わらないと。

カシムに対してはアリババが言った、「自分が『王』になりたかっただけ」が正論だと思うんだけどなぁ。嫉妬とかもあるんだろうなぁ。

アラジンは眠ったまま。聖宮でウーゴくんからルフについてを聞く。

カシムの放つ“黒いルフ”と合わせて展開されていって、わかりやすいというか、読み易いというか。

『運命を導く』とかは面白い。

人が生きることで一つの道があって、そのレールを引いてあげる役目とでも言うのでしょうか。非常に性善的な生命の流れというものがあって、けどそれを妨げるものが存在する。というファンタジーでありながらどこか現実的な感じが面白い。

しかも“黒いルフ”は使えるけど、使いこなせるかはカシム次第で、使う判断もカシム次第。運命が逆流するかは結局この世界に生きるあなたたち次第ですよ。みたいな。

まぁ、実際『銀行屋』とかが何を考えて狙ってるかはわかりませんが。面白い展開です。

予告にてどうやら次巻決着のようで。アラジンがようやく目を醒ますのでしょうか。

マギ 7 (少年サンデーコミックス) Book マギ 7 (少年サンデーコミックス)

著者:大高 忍
販売元:小学館
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