天野こずえ 著、『あまんちゅ!(1) (BLADE COMICS)』を読みました。
ポジティブでキュートな作品。
どうしても前作『ARIA』と比べてしまいますが、主人公“光”が、突き抜けた感じの、ポップな印象で、そこが違うのかな、と。
で、読者と同じ目線として成長していくほう(であろう)のキャラ“てこ”がモノローグをしてリンクさせてるなー、と。
ケータイを開いてメールが来てないか何度も確認したりとか。
そして“火鳥”…?(笑)。
私は天野こずえ作品は初期から読んでるので。そりゃあ ねぇ。
『浪漫倶楽部』は良い作品ですよ。『クレセントノイズ』もまた読みたいなー、持ってるけど再版しないかなー。
1巻では『幕開け』といったところで。これからどう展開するのか…今のトコよく分からないトコもありますし、“てこ”が成長していきつつ“ぴかり”も成長していくストーリーだとは思いますが、主人公に明確な目標が無いし現代ものなので、『浪漫倶楽部』や『ARIA』と違ってファンタジー要素は入れにくい(同じ舞台でも『浪漫倶楽部』には“コロン”が居たから)ので、日常の、現実に則した“人間”の話になったりするのかなー、って。
水と人と宇宙は同じテーブルに着くと思うので。色んな人(キャラ)と解け合い、水にとけて、どのような『あまんちゅ!』の宇宙を構成してくれるのか、今後の展開を楽しみにしたいです☆
(海女ん宇宙? (笑))
ところで第6話、P.148のダイビング部入口ドア右のは“灯里(『ARIA』)”のポスター?
あまんちゅ!(1) (BLADE COMICS) |