映画『魔女見習いをさがして』を見ました。
『おジャ魔女どれみ』20周年記念作品。
ということで、以下、ネタバレ込みで感想書きます。
（ま、いつものことですけど大した感想書いてないけどな）
『おジャ魔女どれみ』を見て育った女子たちが出逢って、
勇気を出してくような作品。
個人的にも、『おジャ魔女どれみ』は普通に日曜の朝に見てたので思い入れがあって、
OPから主題歌がアレンジされて ではあったけど …が流れたときにはそれだけで涙腺を刺激されましたね。
メインとなる女子3人のそれぞれの境遇がそれなりに厳しい印象で。
教育実習にしても発達障害の子と向き合うとか、
彼氏がだめんずでヒモで、金をせびって貰ったらすぐに消えるような男とズルズル続けてるのはマジでヤバいな と。
現実を 現代をシリアスに生活してる中、馬越さんキャラデザの演出の妙なのか、ポップにギャグっぽく表現されていたので、重さはそれほど感じなかったんですけど、
実際は映画を見てるこっち側と同じく厳しい現実がある中を生きてるんだな と。
で、そんな中『おジャ魔女どれみ』に救われた ってことを描いてるんだろうな と。
どうしてもファンタジー要素も多いので、魔法玉が転がるところは、
うん、まぁ… ねぇ、って思いましたが。
なのでストーリーとしては、うん…？ って感じるところも個人的にはありました。
割と、思い入れ補正の強い作品だと私は思いました。
途中、過去の『おジャ魔女どれみ』のシーンがインサートされるところなどで、そういう部分が刺激されました。
キャラの声の印象として、
お姉さんキャラの声を松井玲奈さんがやってるのがうまいし、百田夏菜子さんも広島弁がハマってたし、百田さんは声が基本、普通の喋る声と変わらない感じなんだけど、どれみ感がすごくハマってました。
また、途中 印象的なシーンで おジャ魔女を演じた中の人が、モブの声もアテてるだろうな と感じたシーンはありましたが、さすがに全員は分かりませんでした。
あとはなにより旅行に行きたくなる作品で。
白川郷とか行きてー って思いました。奈良に行きてぇー って思いました。 Go To を後押ししてくれてるんじゃないすかねｗ
ところでほか声優陣、K DUB SHINEが出てたのビックリしましたｗ
あと厚切りジェイソンもｗ
↑ パンフレット
しっかし まぁ、魔法 って何か っていうと、ちいさな勇気なんですよね。
成功保障のないことでも現実に立ち向かう とか、向き合ってみる とか。
レイカの父親とのことにしても（この由来パンフレット読んでなるほどな と）
ソラと大宮さんのことも、結果としてうまくはいかなかったけど、思い描きがちな感動や理想ではなかったけど、
それでも自分の気持ちに向き合った、それを伝えたことは、魔法を使って自分が変わったことで。
いつか惰性や諦念で生きていきがちになるであろう大人と呼ばれる年齢の存在になっても、それを越えていこうという意思が、魔法によって人の内側に生まれたのかな と。
映画見たあと買った、おんぷちゃんのキーホルダーとか。
当時からおんぷちゃん好きだったので。（当時は『推し』という概念がなかったよねぇ）
キーホルダーを2個のは、保存用と使用用で、カバンに1個付けとけば大宮さんみたいにおジャ魔女好きの同士と出合えるのかしら という打算からです。（
ところで見終わったときは、『おジャ魔女どれみ』ありきの、過去に『おジャ魔女』に触れた人に向けての作品だったな という印象だったのですが、こうして感想書いてみて、現実に生きる大人に向けてだな っていう。
過去に / 子供の頃に 何かに思いを馳せていた全ての人に、伝わる作品なのかも と思いました。勇気や希望を作品からもらって、ワクワクを見出していたあのときを、また思い出させてくれるような。
ちなみにこちらは、劇場公開の前に、劇場にある もうすぐ公開～ というポスターに、新コロの影響で延期する前の日付が書いてあったであろう部分に、こうして改めて公開日のシールが貼ってあったやつです。
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