藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“【9GOATS BLACK OUT】 :Last Live 『Silence』at 赤坂BLITZ 2013.02.09.”

9GOATS BLACK OUT, ラストライブ。『Silence』に、2013.02.09.赤坂ブリッツへ行ってきました。


セットリスト

01. sink
02. 夜想 -nocturne -
03. red shoes
04. BABEL
05. you
06. BLANK BLACK
07. Lestat
08. Canaria
09. 憂鬱と孤独
10. missing
11. raw
12. 揺り籠
13. Heaven
14. Lithium (SE)
15. 追憶は罪
16. Shut up "G"
17. Table Of The Mortal Sins
18. ROMEO
19. SALOME
20. Asche
21. Any

  • MC-

22. rip current
23. 願い

  • ENCORE 1-

24. Den lille Havfrue

  • MC-

25. TANATOS
26. Panta rhei

  • MC-

27. Sleeping Beauty
28. HARMS
29. Who's the MAD

  • ENCORE:2-
  • akaya, takumiによるMC&物販紹介-

30. dye an unease
31. 690min
32. float
33. 軽蔑
34. headache

  • MC-

35. 甘美な死骸
36. 8秒

  • END ROLL (Nuit Blanche de L'auror)


(赤坂BLITZの電光掲示板の表示)


(会場入ったとこにあった花。ロビー真ん中にあった。)


(一番左手側にあった、cocklobinさんからの花)


(その右にあった、ファンからの(?だったと思う)の 花)


(その右にあった、Kayaさんと、Dさんからの花)


(一番右手側にあった、amber grisさんからの花)

36曲。(インスト曲を含めると。)およそ3時間半に及ぶライブでした。
開演前まで流れてた曲はなんだかジャジーな曲で。18時が開演時間だったんだけど当然ちょっと押すもので。そのジャジーな音が一旦途切れたときには「始まるのか!?」って雰囲気になったけど、またジャズな曲がかかりだしたときには会場内に笑いが起こったりしましたね。(笑)

私は下手(しもて)のhati側にいたんですけど、それでもメンバーの顔はなんとなく見れる感じ。
“sink”“夜想 -nocturne-”から始まるので、『devils in bedside』の…最初にリリースした音源からやっていくのかなぁ、なんて思いながら。
3曲目、“red shoes”のあたりでhatiの後ろにいつものAppleの機材に気付きakayaが居るコトにも気付く。(入ってくるときや、序盤の演奏時には位置的に見えなかったので。(苦笑))
“BABEL”後だったかでそれまでぶっ通しだった演奏が一旦間を置いたときにはそりゃあもう「akayaーー!!」って叫びましたよ。えぇ。

MVのあるものはMVが流れて、そうでないものはイメージ映像のようなものが楽曲に合わせてバックのスクリーンに映し出されていました。
個人的には“Table Of The Mortal Sins”のときに流れた映像が好きですね。なんかテクノというか打ち込みが前に出た音と映像で、ナインゴーツの魅せる世界の広さを垣間見たような。

また 楽曲によってはおどろおどろしいような雰囲気を漂わせるものもありましたね。

本編ラストとなった“願い”ではパーン!と光が溢れる演出も。


そしてアンコール。
ryoさんがakayaを指して、
「今日は久しぶりなので この曲を」
と、“Den lille Havfrue”が。
そのあとの“Sleeping Beauty”では
「眠れないときには この曲を思い出してほしい…」
というようなMCがあったような。

このアンコール中、ryoさんは客席に向かって、
「大丈夫?疲れてない?」
と、気遣うこともあり、で、客席から、
「大丈夫ー!!」という声も聞こえてきたり。

また一転して“HARMS”“Who's the MAD”と続くあたりでは、
「行゙げる゙がーー!!」
と煽ったり。(笑)

ここでアンコール1回目が終わり、2回目に。
takumiとakayaのみが先に登場。
takumi:「汗かいたり着替えたりしてるので」
というコトで先にこの2人が物販紹介をする。と。
先ず久々にステージに上がった、“シークレットゲスト”のakayaを紹介する一幕から。(笑)
takumi:「まさかの最初っからのシークレットww」
渋谷www公演以来ということで、
akaya:「そのとき来てくれたコいる?」
と聞くと結構手が上がる。今回の公演に際して、
akaya:「ryoさんから、『マニピュレーターの席は空けておくから』」
と言われたそうな。
takumi:「『オレがいないとなー』だったんじゃなかったスか?」
とツッコミされたり。

本題の物販紹介で、写真集買ったー?とか、リストバンド買ったー?とか。
アートカードのバインダーについての紹介で、
akaya:「何枚入るの?」
takumi:「全部……入ると思います。」
akaya:「…じゃないと困るよねー(笑)」
とか。
takumi:「この初期の頃の顔がよく分からない頃の写真とか!」(笑)
akaya:「キミちょいちょい失礼なこと言うね」(笑)

このあたりで3人がステージに戻る。
ryo:「やー、ライブって色々あるね!(笑)」
と、hatiの方を向いて。今回は特にベースのほうでの音響トラブルがあり、スタッフがステージに入ることがたびたびあったため。
hatiは笑顔で応じる。

そして3人がこれまでの活動の軌跡を喋る。


『その音と言葉が人の心をどう動かすか。』
愛情も 絶望も 希望も 全て含んだ“矛盾”を表現してきた 生も死も肯定してきた。
これで解散だけど こうして出合えた奇跡に。これからも作ってきた音や言葉はCDなどで残っていくけど、これまで共に生きてきたことに“感謝”を――――――。
と。


アンコール2回目の前半は攻め系の曲が続く。
“headache”ではヘドバンしたり拳突き上げたり。そしてなんといっても、
スーパーakayaタイムキターーー!!wwww

待ってました!さすが…!!w これがないと…!!ww akayaの『ふしぎなおどり』……!!ww
これは楽しかった。

また、アッパーな曲が続いている中、ryoさんがhatiを想ってか、肩のあたりをポンポンしながら歌ってたのがなんか微笑ましかった。


再びMCで、その生と死の両方を描いた曲…というコトで、“甘美な死骸”。続けて“8秒”へと。
英語詞の部分は客席から合唱のように歌が響いたほどだった。

さっきはハート型の紙が降ってたけど、ここでは銀テープも舞った。



曲後、万感の思い……といった表情だった。
ryoさんはマイクを通さずに「ありがとう!!!」と。







見てる私としては、あまりにも完成度の高い、充実したライブだったために、これで終わりとは全く思えず、『なんで解散するんだろう?』とずっと思いながら。
メンバーがステージから去り、スクリーンにエンドロールが。

HPに書いてある、これまでの活動の軌跡。バイオグラフィやライブ歴などがスクリーンに流れていく。
これまでのアー写とともに。

この、まさに、終わる。終わりを迎えるというシチュエーション。
いやいや。なんで終わるんだろう。なんでここまでの楽曲・ライブがありながら解散なんだろう。と。
ずっとそんなコトを思いながら。

スクリーンには最後に、今年の春〜夏頃に、このライブを収めたDVDと、未発表曲(おそらくこのエンドロールに流れてた…且つ、『LOG』に書かれてた“Nuit Blanche de L'auror”のコトかな)を含むベストアルバムが出るようで。

少なくとも、それまではまだ9GOATS BLACK OUTは終わってない感じですよ。

私ねぇー、解散ライブ っていうものに参戦するのRuvie以来なんですよ。この、あのときとは違った“終わり感”がね。
でさ、
そのライブの翌日に手鞠(現・amber grisのvo.  元・Ruvie)氏が、いいブログエントリを書かれてたんですけど、
[外部リンク] : 『それをひとつの命と定義するならば。』(消極系男子の取扱説明書・手鞠ブログ)
私の中では未だにRuvieも生きてますからね。

忘れないということを。覚えていることを。
ともに生きた、生きていることを。




[外部リンク] : 『9GOATS BLACK OUT、ラストライブ“Silence”、3時間半、35曲を演奏!』(MROCK9)