藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『ニセコイ 3巻』読了。”

ニセコイ 3巻』を読みました。

千棘を楽から守ろうと転校してきた鶫誠士郎だったが楽を少しずつ認め始める。一方、千棘は鶫の一言から10年前の初コイを思い出し始め…。鍵と錠と10年前の約束を巡る謎が深まる中、楽たちは林間学校へ!!
(amazon内容紹介より)

2012 08 07 ニセコイ 3


いやー、すごいわ。面白かった。
ブコメなんだけど、“コメ”のバランスがすごい。ちゃんとコメディしてるんだもん。シンプルに笑える。実際に笑えるわー。

おかゆを千棘と小野寺さんが作ってたときとか(こんときもフキダシの表記の仕方が分かりやすい☆)、千棘の壊滅的なまでに毒の沼地なヤツに対しての小野寺さんの綺麗すぎて“「逆にコエー(本分引用)」”おかゆ。笑顔で毒盛るとかさすがだなオイ!(←チガウ

林間学校に向かう途中のバスで仕組まれたこととかも。集ナイスすぐる。w
「プラスだがお前のことは殴りたい」ワロタ。w

トランプしてるときのあまりにも分かり易すぎる表情をする千棘と小野寺さんも素晴らしい。
というかこの作者さん、ギャグ顔描くとき突き抜けますね。w


もちろん恋愛パートも充実。
つぐみがまさかこんな悶えるキャラだとわ…☆
17話インターミッションでの、チャイナ服とかメイド服サイコーッス。サイコーッス。

っていうかもぉ、一条楽はつぐみに対して天然ジゴロ炸裂しとんな。
ロッカーで一緒になったところとか、おんぶしてるところとか。
『禁断の恋的な何か』の妄想をしてるつぐみなんてもぉ……ねぇ。w


千棘はさすがハニーだけあってバランス力あるなー。
距離のとり方とか関係が着実。
温泉回は秀逸。やらかしたのがクロードだから仕方ない、ってコトと、恋人同士の手前上かばう立場だからこそなんだけど、楽にしてみたら あんな近距離でハニーに触れてんだぜ。
ギャグシーンになってるけど、楽を湯船に沈めて おそらく楽の頭を足で踏んづけて、ダブルピースでバンザイしてるシーンがあったけど(P.133, 5コマ目)、リアルに想像してごらんよ…。
このプレイ、ヤバいだろう?タオルも巻いて無いんだぜぇ。
この騒動の後に、
「見…見てねーって!!(ホントはバッチリ見たけど)」
ってあったけど…、この直接的では無い感じが…!! またTo Loveるとは違ってね…!
別に触れてないですからね。楽は。“見た”止まりですから…!
しかし 楽にしてみたら、今夜のおかずがわやになってまうかもしれんな☆(わや=名古屋弁で“台無し”)(違った意味で台無しに…っていうかね。w 倫理的なものを健全な青少年心理が上回るというか ね。w)

肝試しで千棘を助けに行ったあと、お互いを名前で呼び合う、ってなったときに千棘が「楽」の名を呼んだ表情とかもね! おぉぉぉぉ!!(←



……そして今巻表紙の小野寺さん……。
その肝試し回でもそうだけど、この幼馴染みキャラの報われなさ…。
あ、第22話のトビラ絵は素晴らしいです。素晴らしい脇です。脇から胸へのラインがね。えぇ、もぉ。

ニセコイ 3 (ジャンプコミックス)ニセコイ 3 (ジャンプコミックス)
(2012/08/03)
古味 直志

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