藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『マギ 10巻』読了。”

マギ 10 (少年サンデーコミックス) (10巻)』を読みました。


シンドリアの駐屯地、トランの民と出会い、ザガンのダンジョンへ。


前巻での初登場からはその人となりが不透明だった白龍のことが少し明らかに。

…泣き出したところは さすがにどうなるか心配にすらなるようなものでしたけどw
自尊心と、王族としての尊厳と、そして白龍自身の実力に乖離があることが分かった印象。

優しくて、能力も持ってるんだろうけど、“外”に初めて触れたことで色々衝撃があったんだろうかー…。
しかし このままの白龍のメンタリティだと、仮にザガンを得ても能力が使いこなせるかは怪しいところだわね。呑まれる危険さえありそうな。
95話の回想シーンは なんの出来事だったんだろうか…。


ザガンのダンジョン自体は面白い。
ザガン自身はたしかにアモンの言うとおり『くせ者』だと思うけど、ザガンの命令が無い状態だと、ダンジョン内の生き物は自由にのびのびと生きているんだとしたら何がザガンの根本の考えかは分からないやね。
…まぁ、ダンジョンに巻き込まれてしまった人間が“苗木”になって、そのダンジョン内の生き物を生み出してる っていう点のエグさはあるんですけどね…。


モルジアナは眷属器の能力が開花。
模様を『火の鳥』にしてみました(前巻での金属加工職人のセリフ) とあったように、2人の羽になれるように …というのが言葉通りに。
モルジアナは2人をじゅうぶん助けてるのにどこかで魔力が無いからなのか負い目を感じてるところがあったからねぇ。


この巻でアラジンとアリババのコンビネーションが(アラジンの魔法によるサポートが)、少し見られたので、
ザガン攻略の前に再び立ちはだかった“アル・サーメン”を2人がどう戦っていくか ですね。

10巻発売記念のポストカード漫画があったんですが、白龍の妙にマジメで実力不足(?)なところがもはやギャグでしかない…w

マギ 10 (少年サンデーコミックス) Book マギ 10 (少年サンデーコミックス)

著者:大高 忍
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