藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『FILE146:「間違いだらけのエネルギー選び」』を見た。”

2011.06.02.(再放送06.06.夜中)

『FILE146:「間違いだらけのエネルギー選び」』を見ました。

対談相手は、室山哲也(むろやまてつや)さん、飯田哲也(いいだてつなり)さん。


以下、番組内容コピペ。↓

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室山:『今までは人間は、エネルギーを、役に立つものだけどんどん取って、石油は役に立つから取って燃やして、環境を破壊してずっとやってきた。だから、そういう意味で言うと僕らの欲望だとか、人間の業みたいなものを離脱するかどうかみたいなところもあって。僕はだからそこの部分がね、半分「本当に出来るのかな?」と。
もともと僕らの中には健康に悪いものがうまいとか、いろいろあるじゃないですか。汚して生きると楽しい、みたいな、何かデーモニッシュな、悪魔的なところがあって。今晩また僕は酒飲んで太るというような、そういう繰り返しがあるじゃないですか。』
太田:『だけど俺は文明っていうのは、快楽だけで進んできたわけじゃなくって。昔はひどかったわけじゃないですか、過酷じゃないですか、本当に自然ていうのは。その中で子どもは死んでいく。それこそ、今、インドや何かそういう状況のところがいっぱいある。そういう中で、やっぱりエネルギーというものが人間を暖めてくれて。命を守ろうっていうのがまず第一にあって、医療も進んできたし。俺はその文明っていうのが、決して間違っていたと思えないし。』

室山:『僕らはそういうふうにしか生きれないから。』
太田:『それはでも愛情だよね、根本は。』

室山:『これで行くしかないんです。いつかこれで滅亡するんですよ、人間は。』
太田:『滅亡するかな。』
室山:『するする、もうそれは。あらゆる生き物はどこかでいなくなります。人間はどこかで消える。』
太田:『そうなの?また随分悲観的な考えを持っているね。』
室山:『基本はそうなの。永遠の命なんかないのは誰も知っていて。』

田中:『いや、それは普通に地球が滅亡するのと同じように、そういうことで言ったら、まあ人間はいつか滅亡するっていうことだろうけど。』
太田:『(恐竜などの)大絶滅っていっぱいあったでしょ。ああいうのを見たら、もう人類が滅亡するのは当たり前だと思うけど。』
太田:『随分悲観的だね。そんなことない。そんなことないよ。』
室山:『まだ若いな。
それでもこれからの何千年間をどういうふうにするんだ、どういう文明を作るんだと。』


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ほかに、メモとして、↓

オーストリア国民投票で僅差ながらも反対票が制して 700億かけて作った施設も使われないとか。
イタリアでは一度なくすと決めたものの 2003年の大停電。原発を新設するも、 今回 福島の事故を受けてまた投票へと。
スウェーデンも投票。 停止票が集まるも、経済界からの反発があった。

など。

日本はオイルショック後、資源を持たない国ゆえに、急激に増えた。

みんなの、全体の責任 という考えもあれど、

飯田:『専門家、政府、メディアの責任。 そう信じ込まされてきた。』


新エネルギーに、太陽光、風力、地熱、小水力(用水路など?)、バイオマス。 

もともとやっていたのに、2005年、補助金 26億円が打ち切られた。


太田:『今まで大きな力を持ってきた組織が、これをやめておこう って思えるのか。』

室山:『(放射能廃棄物1万年保管するとして、)何万年保管すると 誰が覚えているんだよ。  「あとはよろしく」なんですよ。未来を抵当に入れている。』


とか。↑以上メモ。





太田さんが言っていたんだけど、「いつのまに受け容れてたんだろう」と。
ま、私が生まれた頃には在ったものだからね。既に在るものには疑問はなかなか抱かないし、ましてやそれが便利で安心なものなら尚更、受け容れて〜…っていうか、もぉ、当たり前だと思ってますからね。


他国の国民投票の件については、 日本でもやってみるべきだとは思うけど、前提として情報を全て公開する って時点で、何か隠してるんじゃないかと 思ってしまうよねぇ…。最近の「実はメルトダウンしてました☆」的な。

CO2のために原発がイイ☆ って話もよくわからないっていうか、温暖化の原因もイマイチよく分からないワケだしさ。


爆問学問HPの今回の対談感想で、太田さんが言ってることで、『じゃあ原発はなんで推進されてきたのか』っていうコトがね。
その、“絶対安全なんですか?”、“絶対安全なのに、なんで放射能漏れたらなんて仮定があるんです?”とか。それで何も いざってときには対策も無いとか。極論ばかりになっちゃって色々な仮定を用意しておかないとか。 “これはこうだから仕方ない”と理由なく押し切るのも違うしで。

当事者と、非当事者がちゃんと同じテーブルで話ができないとね。



『文明が快楽だけで進んできた』とは確かに思いたくは無いけど、たとえば生活を便利にするために車があって、それで排気ガスが環境破壊になるとか? あとは、車による事故の危険もね。 安易な考えだけどさ、人間は怠惰な生き物だからラクしたいわけでさ、けどそれに伴う弊害なんてものは考えたくも無いからさ。

その原発による弊害が、今回やっと日の目を見た っていうコトなのかな。
そういった意味での『みんなの責任』なのかもね。

ただホント現場の作業員の方々には ただただ頭が下がります。
過剰な責任や、使命感(抑圧的な?)を背負われてる気がして どこか不憫でならない。