藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『FILE 067:人口は口ほどにものを言う』を見た。”

爆笑問題のニッポンの教養。2009.04.07.O.A.
FILE 067:『人口は口ほどにものを言う』を見ました。

歴史人口学の、鬼頭宏先生。人口の歴史を調べよう…という学問で。

その時代の人が『困ってるか』。

生活様式が変わってくるにつれて、人口の増加に比例してくるけれど、人口が減少したり停滞している時期が、生活様式が変わる時期だそうで。

太田:「ちょっと前まで人口爆発って 言ってたじゃないですか」

と、鬼頭先生1974年頃の新聞記事をスクラップしたものを取り出して、そこには“子どもは2人まで”という見出しの記事が。

人間の都合によるもの。 お年寄りが賄えないから少子化は困る…というのが今の少子化の問題。
けど、温暖化は地球の問題で むしろ人口が減れば 地球は良くなるハズ。

鬼頭:「ところが今のライフスタイルを変えたくないし 今までの快適な生き方を譲り渡したくないので 非常に大きな葛藤が起きてしまうんです。」

鬼頭:「大切なのは寿命が延びたということ。 寿命が延びた 家族の形が変わった。これをどう過ごすかという問題じゃないですか」

寿命は昔は短かった。縄文時代なんて15歳〜16歳で。江戸時代ですら40歳くらいで。
で、各時代の平均寿命を表した表にゴムバンドを合わせて、のばして、
鬼頭:「昔の20歳は、今の40歳。」
「問題は長くなった寿命をどう過ごすか ということ。特に老後ですよ。」

鬼頭:「長寿とか、人口減少など 色々なことと上手くフィットするような家族類型を見つけていく。 そういう意味では この20年30年、ものすごく大きな実験の時代なんじゃないですか。」

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今回面白かったです。
なにより人口の増減自体が、人の都合だと。
ライフスタイルを変えたくない〜…というのも都合。

番組では鬼頭先生が、『20年30年が実験の時代』と、さらっとおっしゃってましたけど、新しい法規制から、生活すること自体まで、長いスパンで見て 変えていくしかないんですねー。