映画、『天気の子』を見てきました。
今年5本目の映画。
!!?
…というワケで以下に内容に絡んだ感想を雑記。
(未見の方はネタバレ注意)
新海さんの作品だから背景が綺麗なのが当たり前だと思ってしまうけど、やっぱり作画クオリティはすごかった。
天気が、空が大事だからか、雲の層の描き方が綺麗だったし、雨を弾くアスファルトの作画もすごい。
あと序盤に帆高が東京に向かうとこの夜景とかも綺麗だった。すごい。(語彙力)
スポンサーすごい。
実在メーカーどんだけ絡んでるんだw とか思いながら見てた。
♪バ~ニラ バニラ バ~ニラ ってのが流れたとこは草
日清ともコラボしてるみたいで、どん兵衛のCMの曲が流れたりしてたのも気になった。
須賀さん、初めて出てきたときはめんどくさいおっさんかと思ったけど最後までいい人。
夏美さん良いよね。つか、前作もだけど主人公の傍らに年上のお姉さんがいる というのはいいものですね。おっぱい見るよそら(
後半のバイク乗って、「うぉりゃああぁぁぁ!」って感じのは好き。
キャラ立ちがすごい凪先輩w 「先輩」w
見ながら後半に差し掛かるにつれ、これ落としどころどうするんだ… って思いながら見てた。
帆高は家出少年だし、犯罪もしてるから捕まるだろうし、あと陽菜さんの能力とか…。
(新海さんだからまさかバッドエンドもあり得るのか…とか思ったりもしたw)
なんだろう…。ジュブナイルもの?
離島暮らしでなんとなく地元がイヤになった少年が東京に憧れて飛び出して、東京で少女と出会った。
見てて個人的に、“晴れ女” としての能力が本当にあったとしても、無かったとしても別にいいな って思って。
後半に 雨が続くのも普通 みたいなセリフもあったかもだけど、願って晴れ間を覗かせたのが偶然であったとしても、(晴れ女ビジネスも、子供がやってるビジネスに大人が乗っかってあげてる みたいに捉えることも出来て。)
帆高と陽菜にとって、『2人で世界を変えたんだ!』って共有体験が2人を強くしたのかなとか思って。
陽菜が消えたとかもオカルトでしょ? ちょっと神隠しに遭った? みたいな感じで嘲笑することも出来るんよ。結果的に陽菜さんは実体として帰ってきてるんだし。
でも、帆高と陽菜にとっては、自分たちで天気を変えてきたことと、陽菜が消えて取り戻したっていう体感が真実として在って。
須賀さんはオカルトを面白がりつつ 自分の家族のことを大事にしてさ、いやいや何マジになってんの? みたいな傍観者ポジションでさ。
で、見てた私はそんな須賀さんの目線でもあったんよ。
そんな 冷めていながらもどこか帆高を応援してるようなトコにグッときてたので、後半の 事務所で安井刑事から泣いてるとこを指摘されたとこは 結構キましたね。
最後、東京の街を水で沈めたのは よく描いたなー… なんて思って。
近年水害が多い印象だから。
でも、もともとは海で 埋め立ててきた ってセリフもあって、それは事実だし。
水で沈んだ東京が当たり前のようになったまま終わったのはすごいなー って。
全体的に、結構面白かったな って感覚が残ってて。
須賀さん、夏美さん、凪先輩がとても良かった。
(前作同様に劇中に歌がよく流れるんだけど、正直そんないらないかも…)
瀧くんと三葉という前作の主人公2人がしれっと登場するというw
けど エンドロール見てて、他の『君の名は。』のキャラがどこに出てたかは気付かなかったです…。
声優さんには詳しくないけど、安井刑事が平泉成さん ってのだけは分かった。(これは分かりやすいからねぇ…)
須賀さんが小栗旬!? リーゼントの刑事が梶くん!? 全然分からなかった…。
あと、はなざーさんとあやねるの役名…w
買ったパンフレット。
声を担当された方のコメントは読んだけど、新海さんのコメントはまだ読んでないので これから。
スピリッツ、七菜ちゃんが表紙だ!今日の梅雨空も爽やかに見えてきます。
— 新海誠 (@shinkaimakoto) July 22, 2019
僕の取材も掲載いただいていますが、だらだらと好きな漫画の話をしているだけでした。笑 pic.twitter.com/JRuuS2Gabs
わりと遠慮ない記者さんで笑、楽しくお話ししました。映画制作への陰謀論めいたもの(スポンサーの都合/事務所のゴリ押し/プロデューサーの操作…等々)は感想戦の楽しみの1つでしょうけれど笑、現場はもうちょっと純粋な気持ちをエンジンにしているものなんです。毎日新聞 https://t.co/MYtqkHc88X
— 新海誠 (@shinkaimakoto) July 24, 2019
作品周りのインタビュー記事もこれから読みます。