『モーニング娘。 20周年記念オフィシャルブック』を買いました!
発売日から経ってたんだけど、行った書店にワニブックスの特典が付いてたから買った。
結構本の積ん読が多いので、この本もちっとも読まないかなー って思ってたけど、思いのほかすぐ読んだ。
割としっかり読んだ。
私の『娘。』への知識は、フツーに『ASAYAN』を見て結成から知ってて。知ってはいて。
テレビで歌番組とか見て知ってる程度で。……所謂全盛期は。
テレビで見る機会がなくなった頃に、自然と見なくなっていったんだけど、
……過去のブログやツイッターでも何度か書いてるけど、
『わがまま 気のまま 愛のジョーク』ってシングルからまた気になるようになって。
『負けない 負けない 負けたくないから 笑顔でごまかさない』
って歌詞が強いことに惹かれたのと、
イモ欽トリオみたいな振りが気になって。
この曲のスポットをどこかで見た2013年末頃から気になり始めて、『娘。'14』を在宅しながらメンバーを覚えて、2015年から現場にも足を運ぶようになったんよ。
本は事務所に残ってるOGメンバーを中心にOG4ページ、現役2ページのインタビュー。
OGメンバーのインタビューを読んでると、
テレビで受けた印象と、メンバーが経験した事実は思ってたのと違うなー って。
特に初期は大きな波に流されていく感じだし、中澤さんのインタビュー読むと、リーダーとしてそんなに圧を与えてたワケでもないとか、なっちやかおりんの方を脅威に思ってたとか。
ほかにも、今となっては『アイドルが憧れるアイドル』になった存在ゆえか、弱味を出さないとか。
事実とは違う思われ方をするなんていうのはフツーだったんだろうなー って。
あとはメンバー在籍当時はちょっと心を開けてなくても、卒業後に仲良くなってたり、楽曲も後になって受け取り方が変わってたり。
って記事を読んだり。
つか、鞘師がね。
鞘師インタビューあるんだー って。
写真は加入当時と卒業当時のもので、先日ガキさんがやらかしてしまった写真ではなかったけどw
鞘師インタビュー読んでると相当悩んできてたんだろうなー とか、道重が卒業して、つんく♂がプロデュースから離れて、だけどセンターでエースで、ずっと抱えて、抱え込んだまま卒業してしまったんだな… っていう。
メンバーのメンタル、もっとどうにかならんものかと思ったり。
現役メンバーのインタビューで面白かったのは生田。
サブリーダーとしてメンバーのメンタルとかコミュニケーションとか、かなり見てるんだろうなー ってのが分かる内容。
寝る間を惜しんで練習しろとも言うけどパフォーマンスに影響するなら休んだほうがいい とか、
パフォーマンスを映像で振り返って見てみても、怒ったとしても何が出来てないか気付いてないから 気付く為に別のアプローチをすることもある とか。
生田がすごくメンバーを見てて、出るとこは出て 引くとこは引く っていう。
(なのに大きなメディアとかでは、あまり生田が支えてるアピールをしてなくて、別のメンバーから実は支えてもらってる話を読んだり、ステージとかでは生田が面倒を見てるのは打算があるから~ とかネタにしてて。本当はよく見て支えてるのにね。)
あと、まーちゃんインタビューは何を読んでも面白いですね。
私が『娘。』を知って、一番デカいのが 佐藤優樹という存在を知れたことですよ。
感性のカタマリ。圧倒的な感覚の持ち主で、
天才で天然であるがゆえに、オフの場では色々な『やらかし』もMCとかで聞くけど、
一番ワクワクさせてくれる存在。
空気を読まずにはしゃいでる様子から 辻・加護と比べられることもあるけど、私的には全然異質。
めちゃくちゃ色々考えてるし、他誌インタビューでも曲の解釈に頭を悩ませてたり、ほんと魅力的。
巻末はつんく♂インタビュー。
ほんと父親みたいな存在だったんやな。4期あたりの そのへんで喋ってる声が聞こえてくる ってのを拾ってたり。
メンバーサイドのインタビュー読むと、12期まではつんく♂が一応見てはいるのかな。
私がハマったのが『娘。'14』からなのであまり過去を詳しくないんだけど、ブログでメンバー評をやってたときは、そのときどきで魅力を記していてくれたからこそ、今 離れてしまったのは寂しい。
当て書きで曲を作れなくなったことも。
病気が理由ではなくて事務所都合でプロデュースを離れることになった っていうのがねぇ。
せめて『娘。』だけでも全面プロデュースしてほしいなー って思うんだけど。