藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『鏡の国の針栖川 3巻』読了。”

鏡の国の針栖川 3巻』を読みました。

咲が針栖川に告白し、鏡世界に加わった!! その原因は、針栖川に芽生えた咲への気持ち!? 真桜と咲の間で揺れる針栖川の出した答えは…!? そして、鏡の呪いは解けるのか!? 鏡ラブコメ、ドキドキの完結巻!(amazon内容紹介より)


というワケで完結巻です。


針栖川がすごく誠意ある行為で好意を示してるなー、と。
咲のことが気になってしまった、っていうコトに対して、気持ちに正直であることがね。
真桜が好きなことを分かっているのに…。っていうのは難しいことだと思うけど……フツーならドロドロになりかねないと思うけど。こういうのをはっきり表して、告白を受けた咲も正直に受け止める っていうのは良いですなぁ。

そして、真桜が自身の気持ちに気付いて針栖川に告白したとき、それに対して想いに応えなければ『自分(針栖川)を好きな真桜のまま』という状態をキープできたのに、それもちゃんと正直に針栖川が告白すること。


やー、いいですねぇこの本気の、ホントの気持ちをぶつける っていうのは。
(//▽//)


鏡の呪いが解けると同時に、『好きな気持ち』も相手側のほう だ け が失われる というのはなんとももどかしい。
けど、最終回の内容的に、好きな気持ちは失われても、それまでの長い友人としての付き合いが残ったままだから、リセットされたんだろうけど、ゼロじゃない っていう。で針栖川も改めて告白し、『現状維持』に必死だった以前からの成長をしてて。

やー、円満な終わりですよ☆


作品が短くまとまってるのはありがたいんですけど、もうちょっと読みたかったなー、っていうのも本音ではありますが。

連載終了後に発表された読み切りが未収録なので、これは叶 恭弘先生の次の短編集にでも収録されるんでしょうかね。次回作も楽しみです☆

鏡の国の針栖川 3 (ジャンプコミックス)鏡の国の針栖川 3 (ジャンプコミックス)
(2012/05/02)
叶 恭弘

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