藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『うそつきパラドクス 8巻』読了。”

うそつきパラドクス 8巻』を読みました。

八日堂と大桑の二人と別れたいと告げる栖佑に、大桑は三人で付き合おうと、栖佑を共有させてくれと願い出る。その提案に乗った八日堂の願いもあり、栖佑は受け入れ、いびつでみだらな共有関係が…。本気と浮気、共有の第8巻! (amazon内容紹介より。)

前巻の続きそのままに、栖佑さんを“共有”することになった八日堂と大桑。

……ナニコレw (ある意味 珍百景。w)

目の前で、自分の婚約者。もしくは 自分の彼女が犯されていても構わずに見てたり、自らも犯したり。
NTRってワケでも無いし。ただの3Pじゃん…。
倫理観が崩壊っていうか、輪姦じゃんw(←だれうまw(←DA・MA・RE☆))
(でもこういう、『自分の好きな女がライバルの男に犯されてるけど、その男に犯されてよがってる姿もまた可愛いーなぁー。』『だからおれはこのコが好きだな』っていう 盲目なのか、陶酔なのか、エロいの見たからなんでもいいのか、気が触れてるだけなのか。それってNTR系でありそうな展開だよね?)



本気になったら終わり。
というコトで、それぞれの本音は少しずつ見えてきたのでしょうか。
大桑が一番 態度が大人でありながら、着々と物事を進めてる位置にいるのでしょうか。

たぶん結婚の話がなければ、八日堂が少し思ってしまったように、このままの関係でもいいんじゃないか。…っていうオチでも良いと思う。
このまま3人で秘密を共有したまま栖佑さんを愛でながら暮らしていく。…というのはエロ漫画の読み切りにありがちで、その読み切りならそのままフェイドアウトしてしまえばいいのですが、

この漫画の場合、そうはいかないでしょう。
それにこの巻の最後では栖佑さんは『大桑とも結婚しない』って言ってる。
それだと前巻のラストの展開同様、どっちとも関係を断って自分が悪いんですモードになってループする。



いやぁ、にしても……、前巻のレビューとかで書いたかもしれないけど、栖佑さんの主体性の無さがホントすさまじいな☆(別に褒めてませんw)
『アホでかわいくて、しつけるのが〜…』っていう話をしてるときに、自分の話だと勘違いする時点でもぉ頭がアレでしょう。w
ちょーし乗って酔っ払って2人から犯されて、八日堂が大桑を押さえつけて栖佑さんが大桑のソレをアレするとか…。これはヒドい。実にヒドい。(オモシロイです。w)

P.14で、栖佑さんが、
「私は 人を好きになるなり方も どうやって大事にするかも 全部かず君に教えてもらって
  嫌いになるなり方は わからない 嫌いになんてなれないよ…」
……ってセリフがあるけど。

そうか………、自分への関心も無いのか栖佑さんは。
自己嫌悪にすらなれてないのか。
罪悪感だけあって自責の念だけ抱えることで、自 分 を 悪 く 見 積 も る こ と す ら し な い の か 。
(罪悪感を感じるという ただのポーズ。フリ。)
これはエグいね。(オモシロイです。w)

次で完結のようで。
もう どーにでもなーれ☆\(^o^)/

うそつきパラドクス 8 (ジェッツコミックス)うそつきパラドクス 8 (ジェッツコミックス)
(2012/02/29)
サトウナンキ、きづきあきら

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