sads、『Lesson 2』を聞きました。
新生サッズ。2時間目の爆音講習。
このメンバーだからこそ、の、速度と音は もはや“当然の仕様”。
だけどそれ以上にバンド然とした進化をしていて。
冒頭の“WASTED”から音が炸裂すると思えば途中で異なる展開を見せたり。次の“ANDROGYNY INSANITY”では、 (…雑誌のインタビューでは 速い曲 に入るらしいですが、遅い曲に感じました。)音のグルーヴ感が凄かったり、清春さんのスクリームヴォイスとか ねぇ。
個人的には4曲目の“SILLY”のサビのメロディとサビあけの間奏部分が好きです。激しいんですがミドルで非常にポップに感じました。このアルバムの中で一番メロディが好きですね。
あとはラスト8曲目の“AMARYLLIS”。ラストにこの速い曲を持ってきますか!? と、聞いてて思わずニヤけますよ。これは楽しい。
アルバム単位で再生してて、この曲が終わってまた1曲目の“WASTED”に戻ると激しいままのテンションでループし、また 起伏のある各曲を楽しめる と なって、
8曲のミニアルバムだからこそ、1曲1曲に注視し、前作『7』以上に個性の際立つアルバムですね。
30分とは思えない質ですよ。
Lesson 2(ジャケットA) アーティスト:Sads |
Lesson 2(ジャケットB) アーティスト:Sads |