藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“【DIR EN GREY】 : 『DIFFERENT SENSE』を聞いた。”

DIR EN GREY 新曲の、『DIFFERENT SENSE』を聞きました。

前作の『LOTUS』が個人的にすごくツボにハマり、DIR EN GREY熱が再び上がってきてたので期待してました。

発売されるまでの音の情報はキレイなメロディのサビ部分だけだったのですが、実際聞いてみると、冒頭からホイッスルなどのシャウトが全開で。

ですが、ギターソロを挟み、そのサビになるとDIR EN GREYらしいメロディの中、京さんのクリーンな声で聴かせるところは美しい。

歌詞はどうしても時勢を考えてしまうと、
ビンラディン殺害とか(〜報復とPradox〜)、
生きにくい日本とか(〜安楽死に餓え〜)、
そしてやっぱり震災のこととか(主に歌詞カード後半の部分。)
-を考えてしまったりね。

もちろん、こんな解釈に留まってはいけないほどのことなんだけど、サビ部分がシャウトと被せてあることもあり、今の社会やら世界やらを包むまさに混沌とした様相が一つの楽曲に濃密に収められているのではないでしょうか。

歌詞、及び、この楽曲の終わり方が余韻を残すものであり、
(“空”ってよく『時を経ても変わらないもの』とか、『誰とでも何処とでも繋がってる』という意図で歌詞に使われる歌がよくあるんだけど、この曲で“何を意味する”のかは分かりませんからね。)
前作の『LOTUS』然りで、アルバムに収まることで曲の存在の意味も増すのではないでしょうか。



2曲目は『蜜と性器』 あ、間違えた。(わざと。)
“罪と規制”。

初期楽曲の“蜜と唾”を再構成したものらしいですが、原曲の面影は殆ど無いです。
しかも全篇グロウルで構成されてるため歌詞を見ててもよくわからない。

ただ、不気味さや、気持ち悪さなどはよく表れてます。



3曲目は“RED SOIL”のライブver. 。
前回収録されてた“冷血なりせば”もそうだけど、そこまでCDのときと異なる感覚は無いんですよね。


初回DVDはレコーディング風景ですが、京さんがチラっとしか映ってなくて…。うーん…。


いよいよ8月にはアルバムが控えているワケですが、未だに初回を買おうか通常だけでいいか迷っております。。。
(LPは聞ける機器が無いから別にいいんだけど、DVDとCDの2枚目が気になる…。)

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