藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“【映画】 : 『HK 変態仮面』を観た。”

映画、『HK 変態仮面』を観ました。

今年6本目の劇場鑑賞作品。
5月1日に観ました。…つまり1日はドラゴンボール観て、もう1本これを観たワケです。
一日のうちに2本観るとか。しかもジャンプ作品を。(苦笑)

原作知識は当時読んだうろ覚え程度。
最近ジャンプSQ.に載った新作読み切りは読み逃しました。
SQ.創刊当時くらいに載った、小林尽さん作画による読み切りは読みました。
…って程度ですけど、原作がどういうものか っていうざっくりしたものさえ把握していれば特に問題は無いかと。


館内定員102人くらいのところに、8割9割埋まってました!
公開からあまり日が経ってないことや、1日っていうことや、公開劇場数が少ないのもあるのかもしれませんが、ぶっちゃけこんなに人が入ってるとは思いませんでした。



以下 内容に触れます。
ネタバレ割と含みます。















過去回想から始まって、狂介が生まれる前の両親の出会いから描かれていたワケですが…そっからさすがというか。w
オカン役の片瀬那奈さんが素晴らしいですね。よくぞ!分かってらっしゃる!!
なんかのドラマだったか忘れましたけど、片瀬那奈さんはクレイジーな女性っていうものがすごくしっくりと当て嵌まるものですね☆

愛子役の清水富美加さんがかわいい。ちょっと地味目な感じがイイ☆
フォーゼは見てなくて存じ上げなかったんですけど、いい女優さんじゃあないですか。


自殺制止に行くところなど、豪華な役者さんが無駄に使われてて…w
このへんで小栗旬くんも出れば良かったのに って思った。脚本協力だけじゃなくてさ。


色丞狂介=変態仮面を演じる鈴木亮平さんはすごい肉体美。
パンティーかぶる下にプロレスマスク的なものをかぶって、覚醒状態のツリ目を演出してたから実質顔は出してないので別のアクターさんを使うこともできたハズだろうけど、これご本人なんですよね。


で、その序盤から『ティンコ』、『ティンコ』言ってたりw(序盤はこのセリフで、敢えて“ちゃんと言うこと”を避けてるのかと思ったけど、見るのを進めていくとそんなコトも無かったwwww)


敵役、大金 玉男(おおがね たまお)役のムロツヨシさんの淡々としたキモさが好きです☆
ロンゲをセンターで分けて、後ろ髪の片方を束ねたり。
部の乗っ取りで攻撃するときに、
「いくよー」
みたいな血の通わない攻撃の合図をしたと思えば、自分の屋敷に帰った玉男が部下に指示出すときに激情を露わにしたり。
そん中のやりとりで、フライドチキンを貪り食べながら、部下に投げつけるシーンがあって、
「チキンを投げて…! チキンを投げて…! チキンナゲッ……!

…軽く噴いたww


あと“ふわっふわ(セリフ:ムロツヨシ)”なキスをするとこは撮影どうやったんだろう…w


刺客の一人として出演された佐藤二朗さんは淡白な扱いだったw

作中のテレビの中の出演だったけど、木南晴夏さんがチラッと出てた。福田監督作品だからでしょうかね。



そしてなにより戸渡という教師役で出演したヤスケンが…!!
私、映画の出演者情報とか全く見ずに映画見てて、OPの映像で役者さんの名前がアルファベットで表記されるのを見て、
「あぁ、ヤスケン出るんだー」
って思ったくらいなんですね。
ヤスケン、何役で出るんだろうなー、楽しみだなー」
って思ってね。

ああ、教師ね。今回は老けたメイクでやってるんだなー…、って…。

したらば…!
え!?
へんた…!
そうねヤスケン。そうだったね…!
既婚・一児の父のヤスケンさん…。
かつては黄色いデカい気ぐるみを纏っていたあなたが、今作ではほぼ何も纏ってない…!
顔面も鈴木さんと違ってプロレスマスクしてないから、まんまヤスケン…!

そして変態仮面を演じる鈴木さんは素晴らしい肉体美であるにも関わらず、ヤスケンのフツーのアラフォーのからだ…!ひんそ…(←言うなって

数多の女性のスカートめくりとか実にうらやま…けしからん!
ビルの屋上で変態仮面と相対して、「変態とは…!」と語るシーンの長く感じたことよ…。w
そこでのヤスケン演じる戸渡のセリフは分からなくは……分からない!
(語るだけ語って、また屋上のところで縛られたままの状態で寝転がろうとするっていう…!wwwww)


バトルとしての最後、なんで巨大メカ持ってくるのかは謎でしたwしかもラストも唐突というかあっけない感じだったしw
ただ、そこで変態仮面が力を得るためにパンツを所望し、愛子=清水さんがパンツ脱ぐところは素晴らしいです☆(←

エンディングはあっけない感じでしたけど、全編下ネタぶっ込みながらのコメディですっごい笑えました!


いつも映画を見るときにはパンフレットも一緒に買うんですけど、売店で聞いたら、「取り扱いが無い」…? みたいな返答だったんですけど、あとでネットで検索したら、どうやらパンフを作成されてないそうですね。
興収見込みから作らなかったのかもしれませんけど、結果的に大ヒットしてるんですけどね…。


ところで今ではオンライン劇場で、自宅のパソで変態仮面が見れるようです!
見れなかった方はオンラインの方でもご覧いただければと〜。

[外部リンク] : 『映画『HK 変態仮面』オフィシャルサイト』

いやぁ…すごかったよ…!
安田さんハンパねぇわ…ww