“『銀の匙 Silver Spoon　７巻』読了。”

『銀の匙 Silver Spoon　７巻』を読みました。

八軒の両親は誰のためを思っての勇吾への言葉なのかなー。
厳格な父親もそうだけど、世間体を気にしすぎてるのかなんなのか、母親もちょっと疑問。
（寮に戻ったあとケータイを受け取って、母からのメールに「お父さんも心配してました」ってのはねぇ。ベーコンの件で　余計なこと言ってくれるな　って話したあとでね。）
それともホントに心配してたのか、ベーコンも本当に食べた上で無言の肯定をして、わざと厳しく当たったのか。それは父親のみぞ知るワケですが。

文化祭自体に結局参加できなかった八軒は読んでて複雑に私は思った。
蚊帳の外な感じはするけど、それはそれとして自分が準備してきたことをちゃんと引き継いでくれたんだ　ってコトと、終わってからちゃんと、
「おまえいなくて大変だったんだぞー」
って言われることのちょっとの嬉しさはあると思うし。

P.83-84 の、以前校長先生が言われた「生きるための逃げは有り」ってコトについて、その後の展開の出産についてのくだりはギャグとしても、
“置いてきた問題が消去したワケではない”と。結局向き合わなければいけないんですよね。
結局問題に向き合うための回り道でしかないんですよね。
人生で抱えてしまった問題は別のアプローチでやってくる　って言うからねぇ。

後半は駒場の野球がメイン。
最後、勝てるかもってとこで雨竜さんがフライ落としたあとのシーンは良かった。

写真は限定版の生徒手帳のハコと書店特典シール。
御影ver.もあるのに、何故か書店でタマコver.のを受け取っただよ…。