『銀の匙 -Silver Spoon- ６巻』を読みました。
言葉の通じないパートナーと
心を通じ合わせる…そうして高く跳んだとき、
今までに見たことのない景色が見える。
それが馬術…試験なら慣れている。
でも、試合は初体験。八軒勇吾のデビュー戦の幕が切って落とされる…
他人と競うことは、自分を見つめることでもある。
待望のアニメ化決定の大ヒット酪農青春グラフィティ最新刊!!(amazon内容紹介より)
“人間は
欲にまみれた
生き物なのです。”
（特典しおり より。）
馬術部の大会と、エゾノー祭の本格的な準備からエゾノー祭がとうとう始まるところまで。
あやめちゃんはいいキャラしてるわ。
目立ちたいだけ（？）の勘違いおバカなキャラでいいね。
八軒は馬術部で実績を残せそうだったのがちょっと惜しかったのに対して、単純に悔しい って思えるのはいいことでしょうね。
勉強だってやらされてやっててエゾノーに“逃げて”きたワケだから、この馬術部も別に主体的…御影がいるから始めたようなもので動機としては弱いのかもしれないけど、『出来ないことが出来るようになった』ことや、『出来たことが正当に評価された』『出来たという達成感を得た』ことが嬉しかったから悔しさもあるのかな。
御影と八軒の関係はやっと進展？（おせーよ
ウワサの立った吉野が「めんどくさいから！」とバッサリ切った一方で、馬術部大会で御影が、
「めんどくさい馬 けっこう好き」
って言ってるし、八軒も心の声でツッコミしてた「わかろうとする気持ち」とか、
そういうのを自分に置き換えると鈍いのかなんなのか…ｗ
あー、昨日の『アゲイン！！ ７巻』の中から宇佐美団長のセリフ、
「恋愛対象になるかどうかで男を見ると 人生損するぞ」
という考えなワケですね！御影も！！（←ぇ
どっちかというと 御影のほうがなんかめんどくさい………。
そして後半、いよいよエゾノー祭ってとこで八軒倒れる！
「日ごろの健康管理がなってない」
うん、そうね。そらそうだし、あやめちゃんはギャグとしてからかってるだけで他意は無いから別にいいんだけど。
どうしても日本人的家畜意識があるのか、『自分の健康を害しても頑張り・尽くすのが当然』みたいなのがどうしても日本人にはある。そこで倒れる、病気になる、うつになる …なーんてヤツは“弱いヤツ”とみなされて切り捨てられて然るべき 的な日本文化。
で 倒れたら元の状態に復帰できない ような、ね。
…ま、私も“めんどくさい性格”してるので、そういうことは考えてしまったりするのですよ。(苦笑)
そこで“特にお見舞い来てないよ”とか聞くとそら凹む。…や、エゾノー祭やってるんだから友達が来れないのは当たり前なんでしょうけど。。。
『おれは何のためにがんばってきたのか』とかね。思うよねぇ。
この巻の最後には おとうさまと鉢合わせで。
メンタルさらにフルボッコにされるのが見て取れるわ…。
で、
アニメ化決定とな！
そら、連載始まってからもぉ内定事項だっただろうなーなんて思いますけどね。(笑)
『もやしもん』もやってたノイタミナ枠ですかー。それはそれでいいと思うんですけど、夕方でフツーの少年少女に見てもらったほうがいいんじゃないかなー て思うんですけどね。Ｅテレとかね。
それでもアニメ見ますけどね☆
銀の匙 Silver Spoon 6 (少年サンデーコミックス)
(2013/01/18)
荒川 弘
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