『タケヲちゃん物怪録 3巻』を読みました。
タケヲちゃんに強敵出現…!?少しずつ幸福を知り始めたタケヲちゃん。
だけど臨海学校と聞けば
トラブルの予感しかしない!!?さらにタケヲちゃんを不幸にせんとする
強敵も現れて…?
帯がジュビロ先生かー、っはー! すごいなー!
タケヲちゃん自身の中に妖怪たちと一緒にいることによる幸福願望が出てきて、さらに不幸耐性も強いからちょっとやそっとのコトでは動じなくなってきたところに姫ちゃん登場。
なんでそこまでして呪うというか 嫉妬するのか分からないけどね。
今巻で姫ちゃんが仕掛けてきた色々なトラップは座敷童子のむーちゃんによって難なく逃れて、姫ちゃんが根源だとはバレてないまま。
姫ちゃんの内心で思ってる「腹の中は腐ってるんだろ?」的なコトは分かりますけどね。だから露骨に苦しめるやり方なんてしなくてもいいのになー、って思いますけど。
毒が回ったタケヲの中に入っていって、オアシスの湖の中に虚無があった っていうのは面白い。
表面上での感情なんてどうとでも取り繕えますからね。表面上の前向きさに感化されて他者からの嬉しい気持ちを浴びるという感情の嘘は、ほんとうの嬉しい気持ちとしてタケヲ自身の心に刺さってるものなんでしょうかね。
関係性のためだけに必要なポジティブさなんて、いくらでも造ることができるものね。
タケヲを幸せにするためだからこそ、オアシスの奥底を、これからあぶりだしていく展開に期待。
とことでナタリーに とよ田みのる先生のインタビューが載ってました。
[外部リンク] : 『とよ田みのる「タケヲちゃん物怪録」明るいマンガを描き続ける、その理由を聞く』(コミックナタリー)
(ナタリーの大山編集長がインタビューしてるんやね…)
とよ田先生、自身で欠落してるって言われてるけど、インタビューにある通り、とても快活そうに感じるんですけどね…お写真も作風も…。
ポップ性にどうやって舵を切ったのかが
私、気になります!
タケヲちゃん物怪録 3 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
(2013/03/12)
とよ田 みのる
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