藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『ワンパンマン 1巻,2巻』読了。”

ワンパンマン 1巻,2巻』を読みました。

2012 12 15 ワンパンマン1巻、2巻


ONEさん原作によるwebコミックは読んだコトは無かったです。
今回、『アイシールド21』『曇天・プリズムソーラーカー』でお馴染みの村田雄介先生による超絶画風で描かれるということで単行本化なので読んでみようと。

ストーリー自体はギャグ漫画…っていうかギャグテイストの作品なので、あって無いようなものとゆーかなんとゆーか。。。
個人的には村田先生の絵を楽しむために買ったのが一番の動機として合致したような感じで。

ただwebコミックゆえなのか、構成が大味というか、展開が飛んでるワケでは無いんだけど、大ゴマで迫力のあるシーンが続いていて、テンポはいいけど展開の魅力に欠けるとゆーか、なんとゆーか。うーん。
なんだろうなー、『ハンター×ハンター』読んだあとだからかなー、密度が全然違って感じられたんですよねー。村田先生の画力や惜しむことの無い描写はそりゃ分かるんですけど…つかギャグものに密度求めても…っていうのもあるんですけど、それでも大味の印象は拭えなくて。うーん。
1ページあたりのコマの割り方も3段構成(もしくは2段)がメインだったりしますし、そこでバストアップや背景の無いシーンが続いたりするとページ単位でコマ単位でつまらない画面になって見えてしまうとゆーか。うーん。村田先生だからこそなんですけどねー…。コマ割のメリハリが感じられないってゆーか…。怪人が出てきて『ドーン!』で、ぶっとばして『ドーン!!』っていう流れなので…。うまい方だからこそ構成や密度が気になってしまうとゆーか。

村田先生の画力の進化はすごく出ててそれだけでも面白みはあるんですけどね。
遠近を出すのに手前側をピンボケしたようにするとか躍動感とかは「どうやって描いてるんだ!?」って思ったりするものです。カバーを立ててみると3Dというか立体的に見えるとかね。
村田先生これ全部アナログで描いておられるんでしょうか?

視覚的な面白みとして考えるなら、紙媒体のほうがおもしろいコトできるんじゃないですかね?前に村田先生はツイッター上で3D漫画描いてらしたコトはありましたけど。
読みながら村田先生にはなんの原作だったら一番その画力を活かした作品になるんだろうなー、なんて思いながら。(笑)

ジェノスが出てきて馴染みだした2巻からはサイタマとの掛け合い漫才みたいになってきてちょっと面白くなってきた感じはありましたよ。

あと単行本自体のデザインが『バクマン。』っぽかったんですけど、デザイナーさん同じ方でしょうか?

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