藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『美大受験戦記 アリエネ 4巻』読了。”

美大受験戦記 アリエネ 4巻』を読みました。

美大受験って最高に辛くて最高に面白い!

「3位以内に入れなかったら、夢さんが予備校を辞めさせられてしまう…」
運命のコンクールもいよいよ最終日。午前の部を終えて昼休み、夢の優しさに触れた有は、感情を抑えられず思わず「好きだ」と告白してしまう…!!
はたして告白の行方は…!? そして、コンクールの結末はーー!?
話題沸騰!! 恋と受験の美術予備校青春グラフィティー、必見の第4集!!(amazon内容紹介より)


前巻のラストでいきなり告白したことに関しては条件つきOKだったけど、そりゃあ無理な話だったから結果的に成立はしなかったワケでー。

『恋は落雷』(P.72)ねぇー、
そんなコト経験したことないなー。(どーん)
(落雷落としたいヤツならいくらでもいるけどなー☆(はいはい。))


時間が無い状態で青木先生から指摘を受けて、さらにキャンバスを拭き取ったあとの、
『「消すこと」も「描くこと」ってことなんだ…』は、その描いてる過程を想像すると面白いなー、と。
この前の『世界は言葉で出来ている』の番組内で、オードリー若林氏がピカソの名言の穴埋めに「コンピュータは簡単に消せるから」というようなことを言ってたような。(うろ覚え)
たしかにフォトショとかでも気に入らないとすぐ真っ白にできるからね。実際 絵を描くにしても消した跡が邪魔になることもあるけど、こういう場合のぐちゃぐちゃ感は面白がれるからいいよね。
(フォトショでキラキラに仕上がるのも好きですけどね。どっちもアリですけど。)

主人公・有の性格とマッチして、わからないなりのもがき続けてもひたすら立ち向かう っていうのが見てて面白い。痛々しいけど清々しい。
そういえばこの講評会、『評価されるために描かなくちゃ』みたいなことを目的にしてたような気がするけど、そんな中で有は 見たままちゃんと描こうとする意思があって、そんで描いて、結果、
「『あんたの絵』になってる」(P.137)
と、ゲイの講師から言われてたな。

講評会が終わってからは恋愛パートになるんだろうか。『B・バージン』的な流れで妄想炸裂して?

夢の父親の電話に対してイナバが語ったことが「なんか入った」(P.214)のはワロタw
次巻予告の見開きはまた今巻みたいにミスリードになるんだろうか。


あと月岡弥生がツンデレをさらに覚醒させたね。
実に王道、これが至高☆(P.54からの喋り始めて喋るほどに“ボロ”が出る流れはニヤニヤな流れだたね。)

美大受験戦記 アリエネ 4 (ビッグ コミックス)美大受験戦記 アリエネ 4 (ビッグ コミックス)
(2012/10/30)
山田 玲司

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