藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『國崎出雲の事情 10巻』読了。”

國崎出雲の事情 10巻』を読みました。

生徒会室も激震!? 天才・白木編!

個性派ぞろいの生徒会室メンバーですら恐れをなす男・白木が登場!
容姿から言動まで全てが常軌を逸する白木は、やはり演技も規格外…
天才・白木との共演を出雲はどうこなすのか!?(amazon内容紹介より)


ヤンキー系よりも、キ○ガイ系というか、イカレちゃってるキャラが出てきてくれたので、それがちょっと面白い。
いいねぇ、こういう目が死んでるの大好きですよ☆

結果から言うと、歌舞伎の脚本を利用して、出雲が白木の心に触れることで着地することになるけど、今回のは根本の解決には全くなってないですからね。
本人の問題じゃなくて、“家”の『白木屋』の問題ということなので、解決してないし。この舞台で白木自身の心が氷解したワケでもないでしょうから。(首輪と鎖つけたままだし。)

最後のほうでは、いつも舞台で話を変えてしまう國崎屋に対してのクレーム。
これまでの流れからいけば当然の展開だけど、ただの“男の娘まんが”としてじゃなく、歌舞伎として、その家柄、伝統の部分でのメンドクサイ感じをどう解決するのか、っていう点に踏み込む流れはちょっと楽しみですね。
白木の家のこととかもね。

ところで、白木自身が“兼ねる役者”ということで『立役(おとこ)』も出来るということでしたけど、その切り替えというか、『立役』ver.でも白木の舞台も見たいですね。


今巻、出雲のサービスカットは風呂んとこくらいで…。マジメなシーン多かったし。

けどそんな中、安定の栂敷せんぱい。マジかっけーッス。
アドリブばんばん演られる中 ガチ動揺するのマジかっけーッス☆
(皮肉っぽいけど、そこに栂敷がいるからこそ、出雲を完全にフォローできるし、柔軟な対応ができる。出雲と一緒にいる4人の中ではオールラウンダーだからのぅ。)


國崎出雲の事情 10 (少年サンデーコミックス)國崎出雲の事情 10 (少年サンデーコミックス)
(2012/07/18)
ひらかわ あや

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