藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“【Perfume】 : 『JPN』を聞いた。”

Perfume2年4ヶ月ぶりのNEWアルバム『JPN』を聞きました。

新曲は4曲(冒頭のインストを含めると5曲ですが)しか無いのですが、そのインストから2曲目の“レーザービーム”に繋がっていくんだけど、その“レーザービーム”がかつてライブで演奏された、壊れたコンピューターシティのようで、さらに3曲目の“GLITTER”に自然に繋がっていくという仕様!これはカッコいい!

というか、ヤスタカ氏のバキバキな上がる音はここまでで、それ以降の楽曲はとてもしっとりというか、おとなしい曲ばかり。

新曲の、“MY COLOR”は日常感が溢れる曲。
子ども心にあるような、普段の何気ない日々がとても新鮮でファンタジーに映るようなそんな曲。

次も新曲の“時の針”。これはなによりヴォーカルエフェクトをかけてないコトにびっくり。つか、逆に聞いてる方が照れるというか、なんか恥ずかしいような感じ。(笑) 生の歌声では無くて、生声で。かわいい曲。

ここからは既発曲が続くんだけど、翻って、“ナチュラルに恋して”のあたりから、どこか一本のストーリーが描かれてるような、そんな楽曲群に感じました。

“MY COLOR”での日常へのワクワク・募るキミへの想い。“時の針”での小さな約束。“ねぇ”で約束を果たすべく特別な日を想う。
“微かなカオリ”で、その気付いて欲しい乙女心を覗かせ、“575”ではその想いの行動の部分が垣間見えるような。
などなど、この中核の部分は日常に溢れる恋する気持ちが募っては行動して、「私からばかりなの?」みたいなね。

新曲、“心のスポーツ”はさらにキュートな曲。これも赤面☆SONG!

“Have a Storll”では現実に楽しい日を過ごしているのに、次の曲は“不自然なガール”。

“575”では『不機嫌なボーイ』で、“心のスポーツ”では『ステキなBOY』なのに、“不自然なガール”という流れ。
そして最後に収録されてるのが“スパイス”って。これ、えぇ!? って感じじゃないでしょうか。

(笑)

主導権、逆転してない?(笑)

「知らないほうが いいのかもねー」
「ハラハラするわ〜」

………。(笑)

恋は追うほうが負けとかそう言うの?
いつまでも女心はわからないものよ☆ …ってそういうものなんでしょうかねぇ。



…ところで私、アルバムをリピート再生で一周して“GLITTER”に戻ってくると、なんかやっぱ泣けますね。シングルのレビューの時にも涙腺ソングだとかなんか書いた気がしますけど。

キラキラの夢の中での約束。
それが如何様なカタチで果たされていくのか、それは日常の中に秘められているのか。誰の心にも分からないのでしょうか。


また、ヤスタカアッパーな曲が少なく、おとなしい曲が多いのも、ボーカルエフェクトを抑えてるのも日常を描くための必然で、それが“GLITTER”の後の“ナチュラルに恋して”からの流れになってるのも面白い。自然な、ね。


初回盤DVDの方はPVなど。
“レーザービーム”完全版のPVで、かしゆかビームに噴いた。w


やー、このアルバムはホント曲順の妙ですよ。
シングル曲多いから、ベストアルバム的な感じでもあるんですが、非常にマストなアルバムになってますよ。


JPN(初回限定盤)(DVD付)JPN(初回限定盤)(DVD付)
(2011/11/30)
Perfume

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