黒夢、13年ぶりのNEWアルバム、『Headache and Dub Reel Inch』を聴きました。
前作のアルバム、『CORKSCREW』からの流れ…というワケでは無いです。
全体的にデジロックになってました。
清春ソロのアレンジも担当されてる三代さんが今回も全ての楽曲に関わっておられるコトと、冒頭のインスト曲、“Enter Loop”が、このアルバムの流れを象徴するようなものになってます。
サッズがゴリゴリのロックになってるぶん、差別化として黒夢はキャッチーな方を突き詰めたものなのでしょうかねぇ。
“13 new ache”とか、サッズで言うと、『7』の“EVIL”の立ち位置みたいな感じになってますが(リードトラックだから、というワケではなく 特に曲頭の入り方が)、『FAKE STAR』のような駆け抜けていく音は好きですよ。
また、そんな中デジタルに染まってないのが、“Love Me Do”これは面白い。
この曲に関しては楽器陣にサッズ隊は参加されてないみたいですし。
また、通常盤ボーナストラックで収録されてる人時作曲の“Spazzy Addiction”これもカッコいい!
中盤に人時曲は2つ続けて入ってますが、どちらも(特に“D.P.I.D.C.”)デジタルに染まってしまってるので、あまりベースが目立ってない印象でしたが、この最後の曲は人時氏のベースがうねってて素晴らしいですね。
詩に関しては、愛からシニカルまで多方面で、13の楽曲が表す・露わにする、新しい傷も、研磨されて強くなった思いも、両方描かれているのではないでしょうか。
Headache and Dub Reel Inch(通常仕様) (2011/11/02) 黒夢 商品詳細を見る |
Headache and Dub Reel Inch(MUSIC VIDEO収録)(通常仕様) (2011/11/02) 黒夢 商品詳細を見る |
【初回生産限定】Headache and Dub Reel Inch(ドキュメンタリーフィルム収録) (2011/11/02) 黒夢 商品詳細を見る |