『ONE PIECE 64巻』を読みました。
オトヒメの過去が語られ、ホーディは竜宮城を占拠し、ネプチューン王を捕えたものの…。という巻。
もう“麦わらの一味”が圧倒的に強いことは証明されすぎてて、ホーディとかもアーロンよりも残虐だと言ったところで、アーロンなんかとは力の差が比べ物にならなくなっているワケで。
面白かったのはジンベエの“演出”。
マダム・シャーリーによって、『ルフィが魚人島を滅ぼす』とあったり、過去の因縁から いつも通りにルフィが暴れまわったところで、憎しみの連鎖は断ち切れない。…からヒーローにするための演出をしよう という点は面白かった。
まぁ、ですけど、『敵か味方か？ 勝手に決めろ！』というのは強いほうが、勝ち残ったほうが正義だ みたいになるんでしょうかね。
今までは明確に悪いやつらを相手にしてきた麦わら一味だったけど、今回は魚人島でオトヒメが完全な和睦を望んでいたが故にこの諍いが起きてるわけですから、ここで力で圧倒してしまうことはどうなんだろうな？ っていうのはありますが。
今回の魚人島編では“憎しみの連鎖を断ち切ること”が大きなところなので、（それはナミの過去アーロンに受けたこととか。ジンベエがそこを深く気にしていたりとか。） そういった意味では “よわむし”呼ばわりされてる しらほしが、魚人島…リュウグウ王国をどう強い国にしていくか（ホーディの件を抱えていたこととかもありましたから）、が、今後気になるところです。
ところでSBSの“正義”について尾田先生の見解の『アンパンマン大好き』は、『空腹な人に食べ物を分け与える』っていう意味になるのかねぇ。
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